運命の残響

魔神任務
要点まとめ

月の狩人がナド・クライにさらなる被害を与えないよう、みんなで力を合わせて、最も重要な戦いに備えた…

システム解説

miHoYo公式HoYoWiki(wiki.hoyolab.com)からの内容 — 公式原文であり、独自の言い換えではありません。
ステータス

名称: 運命の残響 · 種別: 魔神任務 · 地域: ナド・クライ · 実装バージョン: Luna II

任務目標

1. ネフェル と会話する · 2. 「フラッグシップ」に行く · 3. みんなと計画について話し合う · 4. Dori を探す · 5. Albedo と Durin を探す · 6. 霜月の里に行く · 7. Dainsleif と会話する · 8. 約束の場所に行く · 9. 「月の狩人」 レリル を倒す · 10. ネフェルと会話する · 11. パイモン と会話する · 12. 「フラッグシップ」に行く · 13. ネフェルと会話する · 14. 「傀儡」と会話する · 15. みんなの話に耳を傾ける · 16. 「傀儡」を探す

前後関係

1. All Is Foretold · 2. Dance of Death: Serpent and Scorpion · 3. Echoes of Fate

会話

※主人公に空、蛍どちらを選んだかによって会話に差異が生じる。空を選んだ場合は♂、蛍を選んだ場合は♀として、以下のように記載。例:(♂俺 ♀私)には見えて、ティレルには見えない魔物もいる(♂みたいだ ♀みたい)… 秘聞の館説明: 月の狩人がナド・クライにさらなる被害を与えないよう、みんなで力を合わせて、最も重要な戦いに備えた…任務目標: と会話する「少女」:ちょうどいいタイミングだったでしょう?:うん、ありがとう。「少女」:怪我がなくてよかった。:さっき、ダインっぽい力が見えたけど、おまえも助けてくれたのか?:もちろんだ。彼女に潜入調査を依頼した時にはすでに、中に奴が潜む可能性についても考慮していた。俺には貴様らの安全を守る義務がある。ネフェル:ふう、それも騎士道精神ってやつかい?ダインスレイヴ:さてな——収穫があったようだな。ネフェル:ああ、あんたたちのおかげで、あいつを盤面に閉じ込めることができた。パイモン:本当か?ネフェルがなにかしたのか?ネフェル:実は、神殿にたどり着く前から、異変には気付いていたんだ。月の狩人、つまりかつてのの破片への潜入調査に気づかれてしまってね…後を尾けられたんだろうさ。:思考の世界の中でか?そんなことができるのかよ…ダインスレイヴ:レリルはかつて、黒王直属のスパイだった。手がかりを探し、追跡者の位置を逆探知することにとても長けている。パイモン:なるほどな…ネフェル:あいつはゲームボックスに妨害工作をしてあたしの思考を読み取り、新しいゲーム盤を作り上げた。だから、あたしたちは直接外の世界に出られなかったのさ。ダインスレイヴ:そのボックスは大したものだ。もしや、キングデシェレトと何らかの関係が?ネフェル:あたしを買いかぶりすぎだ。臣下だったトキの王とちょっとばかし縁があっただけさ。あんたらも見ただろう?遥か昔、イアブ族はシムティ族の村を皆殺しにした。その後、あたしは教令院に入学し、そこで手がかりを手に入れた。ウヌ族とイアブ族は、どこにも存在しない五千万モラの土地を巡って殺し合いをした。結局イアブ族は、部族の戦士の壊滅状態と引き換えに、勝利を手にした。最後の祝賀会では、イアブ族の族長が復讐しにきたウヌの刺客によって首を切られたよ…あたしの目の前でね。その後、イアブの人々も散り散りになった。復讐を果たしたあたしは、故郷に戻った。神殿は相変わらず同じ場所に立っていて、砂漠で起きたどんなことにも微動だにしないように見えたよ。故郷の集落はとっくに廃墟になってたのにね。神殿の前で、とある猫に出会った。トキの王トートに憑依されたその猫は、あたしを神殿の奥の扉まで導いた。扉の前で、あたしはそいつと取引したんだ。このボックスは、まさにトキの王が授けてくれたものだ…盤面にあるのは、キングデシェレトの霊廟にある「神の碁盤」と同じもので、神の解析の力を象徴してる。これらを通して、あたしは秘密を覗く力を手に入れた。だが、トキの王が力を与えてくれたのは、世の人々に真相を追い求めさせるためってわけでもないらしい。神にも好き嫌いがあるものだ…しかし、残念ながらそれを認めようとする神はほとんどいない。人が抱える秘密と同じようなものさ——歪んでいて、自己中心的だって意味でね。ダインスレイヴ:……強大な力もその一つだ。運命も、力も…何かに注目されること自体、偏愛の過程だと言える。ネフェル:アビスのことを指して言ってるのなら…そうだね。さて、みんなを呼んでくれ。今回得た情報を改めて伝えるよ。しばらくして、みんなが集まってきた。参加できない人たちも、それぞれ自分の動きを伝えた…ネフェル:みんな、集まってくれてありがとう。月の狩人の件を調査すると約束したが、今回の作戦ではかなりの成果が得られた。月の狩人、レリル。彼はかつての黒王の臣下だった。あたしが得た重要な情報は次のとおりだ——ネフェルはレリルの過去を詳しく説明した。彼は黒王に仕え、情報を集めるかたわら、数多くの赤月の末裔を処刑していた。しかし彼は赤月の血筋を隠して生きてきた恋人ソリンディスに手を下せず、最終的に宮廷の争いに巻き込まれてしまった…彼の運命を示すの言葉は、水面に映る月の影のようだ。どれだけ消そうとしても、一瞬壊すことくらいしかできず、本当の意味で抹消することはできない…そしてレリルの人生は、水面に映る「砕けた月」の影と同じだ…それは運命の嵐によって粉々に砕かれた。謎の空間に飛び込んだソリンディス…彼女が隠した破片は、その後「召使」の手に渡る重要なものだ。その扉の向こうには何が隠されているのだろう?本当に新しい世界があるのだろうか?ソリンディスはそれを説明する暇もなかった。彼女を追って月に飛び込んだレリルも、ついに答えを出せなかった…「少女」:なるほど。だからあれだけ月のことを気にしてたんだね…ファルカ:確かに悲しい話だ。でも、だからといって、多くの出来事を正当化する言い訳にはならない。レリルの人生は辛かったんだろうが、結局彼はワイルドハントって災いと一緒に、無辜のナド・クライに流れ着いた。しかも、その危険度は日に日に増している。放っておけば、いずれテイワット大陸全体を巻き込むだろう。西風騎士団として、これを放っておくわけにはいかない。:さん、一つお尋ねしても?レリルの記憶にあったという、神秘に包まれた空間への扉を見たことはありますか?「少女」:ないかな。でも、聞いた限り…「月の扉」のことかも。フリンズ:さん、何かご存じですか?ラウマ:霜月の子の記録によると、月は秘密を隠しておるという——時には古の知識を、時には未知に通ずる扉を。私も月の扉の伝説は聞いたことがある。だが、実際に目にした者はおらぬ。故に、その存在を断定することはできぬのだ。フリンズ:月の神なら、月の扉の先がわかったりしませんか。「少女」:残念だけど、今はわからない…でも私は「霜月」の力を持ってるし、力もかなり回復してきた。扉は応えてくれそう…フリンズ:しかし…それはあくまで、月神の力の一部なのでしょうか?「少女」:うん。月の神は月の扉を開ける資格を持ってる。それこそが月の径。でも、さっきネフェルも言ってたように、空間の扉を維持するには強い力が必要なの。まずは、月の狩人に対抗できるだけの力を溜めないと。今はまだ、扉の奥にある秘密を解き明かすことはできないかも。フリンズ:ええ、確かに今は軽率に動けませんね。それとは別に、扉の向こうの世界について、ある大胆な仮説を思いついたんです——レリルとソリンディスは扉の向こうの世界に行くのに失敗したのかもしれません。だから、月の狩人は無数に分散した破片という形で現われた。アビスの力を有する月の狩人は、極めて強大な力を持っている。そこらの者では到底倒せないでしょう。しかし、彼の破片に引き寄せられたワイルドハントという魔物の大群は、信じられないほどの数です。:月の狩人が何らかの力で引き裂かれ、無数の欠片に散らばったから、こんなにも多くのワイルドハントが発生したということかい?:理にかなってるな。確かにそう考えると、ワイルドハントがこれほど大量に発生しているのも理解できる。最初は完全な状態だったから、月の狩人の破片も元に戻ろうとしてるわけか。アルベド:もし、月の狩人があれほどのアビスの力を持っていなければ、おそらく引き裂かれた瞬間に死んでいただろうね。でも、アビスの力は呪いのように——ダインスレイヴ:その通りだ。アビスの力は、確かに呪いと言える。アルベド:命は呪いによって延長される。どんな形になろうとも、存続し続ける——ボクのアビスに対する認識とも一致するよ。この点については、ボクなりの考えがある。あとでまた検証してみるよ。実験の進捗はともかく、まずは完璧な調査結果を持ってきてくれたネフェルさんに感謝しよう。おかげで、月の狩人の生態について、より深く知ることができた。ネフェル:どういたしまして。あたしの情報が役立てばなによりだよ。パイモン:ダイン、どうしたんだ?顔色が悪いぞ…ダインスレイヴ:……いや…ただ、レリルがどうして、こんな風になったのかと考えていたのだ。ラウマ:レリルとはかつて友人同士だったそうだな。あまり慰めにならぬやもしれぬが…気を落とさないでくれ。「少女」:ラウマの言う通り。月にも、星にも…目に見えるものには、秘密や嘘が隠されてる。人生って、それ以上に波乱に満ちたものでしょう?ダインスレイヴ:誰かに慰められたのは久しぶりだな…感謝する。ラウマ:皆、会議はここまでとしよう。ネフェルには休息が必要だ。今日一番大変な思いをしたのだからな。ネフェル:随分気にかけてくれるんだね。ラウマ:当たり前だ。ファルカ:よし、じゃあそれぞれ休憩を取るとしよう。後でまた、具体的な計画について話し合うぞ。任務目標: 「フラッグシップ」に行く旅館に戻ってパイモンと休憩し、これからのことについて話し合った。ファルカ:ああ、タイミングが悪かったな。邪魔しちまったか?(主人公が(♂)の場合)旅人(♂):全然大丈夫。ファルカ:ははは、ならちょっと出てきて話さないか。(主人公が(♀)の場合)ファルカ:いい部屋だな——おっと、俺はここでいいぞ。パイモン:気にすんなよ、ただの宿だぜ。ファルカ:俺も騎士の端くれだ。レディーの部屋に入るのは悪い。ファルカ:ネフェルは秘聞の館に戻って休んでいる。出発前にいくつか伝えてくれたことがあるから、お前たちにも共有しておくべきだと思ってな。まず、彼女はトキの王から授かった力で月の狩人を一時的にボックスの中に閉じ込めたが、五大罪人は常識を遥かに越えた力の持ち主だ。月の狩人は遅かれ早かれ、枷を破って再び現れるだろう。その前に、なんとか手を取り合って対処法を考えなくちゃならない。パイモン:まあ、そんなに簡単に行くはずないよな…それで、ネフェルはなんて?ファルカ:ああ…それが、「ゲームボックス」がどれだけ貴重なボックスなのかについて、懇切丁寧に説明されてな。てっきりそれを理由に何か要求されるのかと思ったが…そんなことはなかった——曰く、「そんなすごいボックスでも、二日が限界」だとよ。パイモン:えっ、二日!たった二日でなにができるんだよ!?ファルカ:まさにそこだ。そこで二点目だが…状況は緊迫している。ダインスレイヴの立場は複雑だが、なんとしてもあいつの助けが必要だ。お前は彼と親しいんだろう?可能なら、説得してほしいんだ。旅人:やってみる。ファルカ:ありがたい。あとな、アルベドとと一緒にいくつかの計画を考えてみたんだ。仕上がったとまでは言い切れないが、行動案の雛形は出来た。まずはお前にだけでも伝えておこうと思ってな。みんなが元気を取り戻したら、一緒に詰めよう。旅人:どんな計画?パイモン:オイラも気になってきたぞ!ファルカ:計画はこうだ——ファルカは声を低くして、現段階の計画を共有してくれた。それは少し驚かされる内容だったが、テイワットで最も優秀な旅人とガイドとして、すぐに受け入れた。ファルカ:ただな、お前たちを仲間に加えるってのは、どうも抵抗がある…お前はここの人間でも、俺の部下でもない。お前には断る権利があるんだ。パイモン:一緒に月の狩人を倒しにいくんだろ!どうして「仲間に加える」なんて言い方するんだよ。ファルカ:細かいことは気にするな。話を円滑に進めるための話術だ。旅人:ファルカさん、ちょっと修正案があるんだけど。ファルカ:聞かせてもらおう。旅人:人員配置に調整の余地があると思う。ファルカ:一理ある。だが、そうなると、お前にはよりしっかりと準備をしてもらわないとな。…先に言っておくが、お前を信頼してないわけじゃないぞ。ただ、お前が本心からそこまでしたいと思ってくれてるのかが気がかりなんだ。旅人:深刻な問題だから、(♂俺 ♀私)も力を尽くしたい。うまくいけば、他のメンバーにとってのリスクもかなり軽減できる。ファルカ:が前に手紙でお前のことをとても真面目で、少し…変わったやつだと言っていた。人間は普通、不利益を避けようとするものだが、危険な方に突っ走るのがお前のスタイルみたいだな。みんなはきっと感謝するだろうが、お前は西風騎士団の栄誉騎士だ。大団長として、お前には無事でいてほしいと思ってる。旅人:ありがとう、ファルカさん。ファルカ:お前の意見もちゃんと検討しよう。協力に感謝する。ファルカは騎士の敬礼をしてから、あとで酒場で会おうと言った。今夜、最終的な計画を練るために皆を集めるらしい。ファルカはあえて前回のような会議場所ではなく、飲みながらおしゃべりができる酒場を選んで、貸し切ってくれた。より気軽な雰囲気にするためだ。月が昇る頃、パイモンと一緒に宿を出た。ジュース以外にパイモンがありつける飲み物などの取り留めのない話をしながら歩いた…辿りつくと、仲間たちが揃って待っていた。休憩を取ってずいぶん元気になったようで、笑顔も見えた。予想外の助っ人もいた。しかし、みんなちゃんと分かっていた——今夜の決断は、きっとナド・クライ全体に影響を与えるだろう。数多くの人々とその命…その大半は知らない人だが、その命運はこのチームに託されているのだ。任務目標: みんなと計画について話し合うラウマ:行動開始前に、最後にもう一つ質問がある。この計画は完璧といえるが…相手がその場所を離れないという保証はあるのか?ファルカ:その点については、アルベドが観察して情報収集をしたうえで、月の狩人とワイルドハントの傾向を整理してくれた。まず、最初の戦いから、月の狩人は一度も空間的な能力を使っていない。おそらくそのような力は持っていないはずだ。次に、月の狩人は俺たちを見下している。俺たちを相手に、逃げるとは考えづらい。最も重要なのが…月の狩人は常に憎しみを抱いているという点だ。月に対しても、敵に対してもな。月の化身と、彼の怒りを買った観察者がこのチームにいる以上、離れたり逃げたりするとは思えない。このプランで間違いない。フリンズ:ワイルドハントと何度もやりあった僕からみても、納得の意見です。ラウマ:うむ、では皆の意見を信じよう。ファルカ:以上が今回の計画の全貌だ。アルベドとドゥリンが今、それぞれの仕事を進めている。:計画を認証しました。スケジュールを作成しています…:おっけー!火力支援はアイノに任せて。全力で行くからね!ラウマ:の方も問題ない。ファルカ:他のみんなは?よし、問題ないならこのプランで行こう。撤回するなら今だぞ。パイモン:撤回もありなのかよ?ファルカ:誰しも後悔する時くらいあるだろう?たった一言で追い詰めるってのは理不尽だ。ネフェル:西風騎士団が優しい組織だってのは聞いてたけどね。ファルカ:ハハッ、そりゃあディルックからか?ネフェル:しーっ。仕事場で本名は口にしないルールなんだ。あたしのビジネスパートナーのことは「夜梟」と呼んでくれ。ラウマ:この計画は絶対に必要なものだ。私たちも協力させてもらう。フリンズ:きっと、人手が多くてよかったと思うことになりますよ。それにしても、まさかさんがいらっしゃるとは思いませんでした。ドリー:あらあら、あら珍しい呼び方をしますのね。普通はみんな、サングマハベイ様と呼ぶんですのよ。ヤフォダ:身分が高いやつは名前も高いって言うけど…だからか?ドリー:うふふふふ…フリンズさんの名前も長いそうですわね?あなたのフルネームは…フリンズ:壁に耳あり、ですよ。ひとまず内緒にしておいてください。ドリー:おほほ…そうでしたわね。実は私も、とある方からのお願いで来ておりますの。そうでもなければ、けっこうなお値段のサービスですのよ!パイモン:ドリーを動かせるやつ…?一体誰なんだ?ドリー:「動かせる」なんて、イヤな言い方ですわね。私の長期取引先ですわ。あなたたちのご友人のお母様ですのよ。あの方がくれたお宝のペンダントはもうその女に完全に壊されてしまいました。この機会に皆さんに貸しを作っておかないと、ナド・クライで赤字になってしまいますわ!ラウマ:しかし、そのペンダントは一体…?ドリー:とある大魔女が作ってくれたお守りです。私のビジネスパートナーといえる方でして、私が災いに見舞われないようにと、力を溜めておく容器をくださったんですの。やっとのことでクーヴァキが満タンになったというのに、ネフェルに全部使われてしまいました…くっ…損失が大きすぎて泣いてしまいそうですわ!ネフェル:今回は確かにあたしが悪かったよ。うっかりしてた。あとでちゃんと弁償するから。ドリー:本当ですか?で、では…そちらのゲームボックスをくださるというのはどうかしら?ネフェル:あははっ、そう言うと思ったよ。渡してもいいけど、月の狩人つきだよ?ドリー:そ、それは…ネフェル:こいつは確かに役に立つが、この一件で跡形もなくなってしまう気がするね。また二日後に答え合わせをしよう。ドリー:はぁ、そうなると、やっぱり赤字ですわ…ファルカ:そう決まったもんでもないさ。ここで成功したら、新しいビジネスチャンスが見つかるかもしれないだろう?計画は決まった。みんなはしばらく雑談を交わした後、それぞれの用事を済ませることになった。そこで、パイモンと共にみんなの準備状況を確認することにした。任務目標: ドリーを探すパイモン:ドリー!そっちの準備はどうだ?ドリー:私たちに与えられた時間はたったの二日。サングマハベイ様が、何の準備もなく戦いに挑むわけがないでしょう?よく覚えておくことね。誰もが欲しがるものというのは、予約販売よりも、現物の方が高い値段で売れますのよ!じゃじゃーん!こちらでございます。パイモン:わあ、すごくきれいだな!ドリーが作ったのか?旅人:こんなに器用だなんて。ドリー:うふふ、もちろん外注品ですわ。知り合いですので、お値段もお買い得。パイモン:あっ、そういうことか!おまえが増幅装置を持ってるって会議で言ってたのが気になってたけど、に外注してたんだな。ドリー:それはちょっと違いますわ。これは私がかなり前から草神様と考えていたプロジェクトなのです。大魔女アリスさんはこう言っていましたわ…この世界は常に安全とは限らない、いつみんなが災いに直面する日が来るか分からないと。それを草神様に伝えると、すぐに秘密裏にトップレベルの学者たちを集め、それに関連する技術の研究を始めてくださったのですわ。具体的に説明すると難しくなるので、今度彼女に直接聞いてくださいまし!とにかく、これは草神様がカーヴェに依頼して作った装置ですの。カーヴェは妙論派でもトップクラスの人物ですから、こういうものを作るとなるとやはり欠かせませんわね~でも、これを作るにあたって十数回も設計案を修正したみたいで、ずいぶん時間がかかってましたわ…はぁ、そういうとこは相変わらずですわね。メラックが荷物を届けてくれたのですが、手紙が同封されていて、こんな重要な機器をどうして私に送るのか、一体どんな場面で使うのか、報告はしたのかなどと根掘り葉掘り聞かれましたわ…開発許可書も同封していましたのに!パイモン:も、ドリーに協力するって言ってたんだろ?多分、ドリーがいつも変な注文をするから気になったんだと思うぜ。ドリー:ま、そうですわね。実際の使用場面は見ないほうがいいとしか答えられませんでしたわ。危険すぎますものね~。パイモン:それにしても、カーヴェってこういうとこは本当に丁寧なんだな。自分の仕事は終わってるのに、使う場面まで確認するなんて律儀だぜ。ドリー:ルームメイトの代わりに尋ねたのかもしれませんわね。いつもそうですもの。私から見れば、あのルームメイトがそんなことを気にしてるようには見えませんけど…とにかく、手元にモノがあるというのは心強いものです。危険な状況に際しては、大変重要なことですの。ん?どうしたんです、変な顔をして。パイモン:びっくりしたって言うべきか?ドリーの真面目なとこって初めて見た気がするぞ…旅人:(♂俺 ♀私)の知ってるサングマハベイ様じゃない…ドリー:……私は…自分の人生を毎日笑顔で過ごすと、とっくの昔に誓いましたの。確かにの匂いがたっぷりする代物ですけれど…それでも…!世の中には必ず返さなくてはならないものがありますのよ。借金、人情、そして恩…さんには色々と手を貸してもらいましたし、私の最初の出資者様ですわ。出資者様には、サングマハベイは最高の商人だと思われていたいですもの。それに、今後何が起こるかは誰にも分からないでしょう?私は草神様やスメールには、十分な蓄えがあったほうがいいと思いますわ。旅人: あのペンダントは…旅人: はなから取り返すつもりじゃなかったんだ?ドリー:はん、ネフェルに借りを作ったに過ぎませんわ。私をそこらの善良な凡人のように言わないでくださいまし。そんなやり方は好みませんわ。必要最低限の良心だけを残し、自分のやりたい商売だけをやる。これこそがサングマハベイ様の商売の道なのですわ!パイモン:そう言うことにしとくぞ。ドリー:ええ!商売のことはなんでもかんでも知らなくてよいのです。ただ私の言うことを聞いてくださいまし。届けてくださるのですか?ありがとうございます!本当に頼りになりますこと。ナド・クライ 任務目標: アルベドとドゥリンを探すドゥリン:旅人、パイモン、来たんだね。パイモン:順調に進んでるか?アルベド:キミたちも知ってると思うけど、この前ボクとドゥリン、それから大団長で力を合わせて、一部のワイルドハントの魔物を捕獲できた。それから計画通り、アビスの生物に対する解剖と研究をしたけど、それも順調だった。ただ…結果があまりよくなかったんだ。パイモン:解剖!?ワイルドハントのやつらって、解剖できるのか?アルベド:それは「ワイルドハント」と「解剖」の定義次第だね。ドゥリン:無害化、不活性化…といったほうが、より正確かな。アルベド:ワイルドハント…興味深いよ。人格といえるものは持っていないものの、ワイルドハントを召喚する媒介同士を組み合わせると、まるで魂のように機能する。先生は「賢者」をかなり怨んでいるみたいだけど、「極悪騎」には、少し興味があるみたいだった。でも、レリルについてはあまり聞いたことがない。それはレリルの身分が低いからではないと思う。今の月の狩人について、先生がどう思うのか知りたいものだ。アビスの生物の狂気じみた性質、未知なる力によって引き裂かれた分裂形態…こんな状態になってまで生き延びられるなんて…自我の一部を犠牲に、個体の存続を手にしたとも捉えられるね。ドゥリン:コホンッ。アルベド:ごめんごめん、興味がある分野でね。つい熱く語ってしまった。話を戻そう。ボクたちの推測通り…月の狩人の肉体はすでに、取り返しのつかないくらいアビスの力に汚染されている。もはや「変異」という言葉では表現しきれない。アビスの力と彼は一体となっていて、彼の存在自体がアビスの力の表れなんだ。現時点のボクたちでは、アビスを完全に消滅させることはできない。だから、月の狩人を完全に消滅させることもできないってことだよ。パイモン:そんな…本当に誰もあいつを倒せないのか?三つの月の力を取り戻した月神でもダメか?ドゥリン:コロンビーナさんの状況はあまりよくないね。「世界」が彼女の存在を許さない。だから、永遠に完璧な状態にはなれない。うん…まるで、創造主によって、自分を拒絶する場所に捨てられてしまったみたいだ…自分を強く持って、生き延びるだけで、かなりの労力がいると思うよ。アルベド:絶望して当たり前だ。でも、計画は止められない。二つ目のプランを始めよう。パイモン:そうだ、これ…ドリーに言われて持ってきたんだ。アルベド:届けてくれてありがとう。ボクはあとでドゥリンと一緒に出発するよ。ドゥリン:今回は近くでキミたちを守ってあげられなくてごめん…くれぐれも気をつけて。旅人:分かってる。アルベド:気をつけて。任務目標: 霜月の里に行くファルカ:ラウマ、全員揃ったか?ラウマ:うむ——霜月の子の信徒を託した。信者:詠月使様、それはどういう…ラウマ:これから、史上最大の危機を迎えることとなる。それは本来、私たちが背負うべきことではない。しかし私は…よい行いをすれば、よい報いが受けられる世界を守りたい。故に、私はナド・クライのために戦う。こちらはの大団長、北風騎士のファルカだ。私がいない間は、彼の指示に従ってくれ。ファルカ:よろしくー。えっと、自己紹介か…まあ、ちょっとばかり実戦経験はあるぞ。ハハハハ。長所は誠実で、努力家なところ?とにかく、ラウマから託されたからには、全力でみんなを守ると誓おう!ナド・クライ 誓いを守る者の聖地任務目標: ダインスレイヴと会話するダインスレイヴ:……「少女」:何か考えごと?ダインスレイヴ:貴様は…コロンビーナ、だな。皆がそう呼んでいた。「少女」:そうだよ。何だか変な感じだよね…キミは生まれた時からダインスレイヴって呼ばれてるの?ダインスレイヴ:ああ。それを聞くからには、貴様はそう簡単にその名前を手に入れたわけではないのだな?「少女」:その点に関しては、キミたちとは定義が少し違うみたいだから。これが「名前」と呼べるのかどうか、確信が持てないの。みんながそう呼ぶから、受け入れただけ。今までもそう…周りでおかしなことが起きても、私は驚いたりしない。呼び方の背後にある由来、そこに込められた気持ち…前はあんまり気にしてなかった…考えが及んでなかった。ダインスレイヴ:最初に会った時から、貴様が普通の人間とは違うことはなんとなく感じ取っていた。「少女」:きっと、キミが長く生きてきて色んなものを見てきたからだろうね。ダインスレイヴは、暇な時にカーンルイアのことを思い出したりする?ダインスレイヴ:……難しい質問だな。俺は過去の出来事を繰り返し夢に見た。人々と戦っていることもあれば、地面に倒れているだけのこともあった。あまりにも時が経ちすぎて、もうあの時代の楽しかった記憶はほとんど思い出せない。「少女」:憎悪の感情は、愛や好きという感情よりも長く続くってこと?ダインスレイヴ:そんな理由で弁解するつもりはない。ただ、美しく幻想的なものをはっきりと手にすることができないんだ。…レリルのことについては、とても感謝している。おかげで、埋もれていた真相を知ることができた。「少女」:どういたしまして。キミの友達だったんだよね。ダインスレイヴ:友達…フッ。あいつは俺を裏切ったし、俺もあいつの苦しみを本当には理解していなかった…その程度の関係性を友達とは言わないだろう。「少女」:なら、一緒に戦う?ダインスレイヴ:俺は…「少女」:ためらってるんだね。キミは、彼の行動に対して、前みたいな見方をすることはできない。ダインスレイヴ:少し時間が欲しい。「少女」:うん。誰だってキミの立場になれば、困ると思う。わかるよ。そういえば…最近、より高いところから物事を捉えられるようになったの。昔は当たり前だと思っていたことも、今は貴重に思える。ダインスレイヴ:を抜けたと聞いていたが、まだ貴様を助けてくれる執行官がいるようだな。「少女」:うん。今までは、執行官っていう地位ありきの助け合いだと思ってた。まして、今や私は何者でもないし、指名手配までされてるのに…それでも彼女たちは手を貸してくれる。つまり、私の過去の認識は間違ってたの。ダインスレイヴ:「友達」だと思ってくれているのだな。「少女」:ほんの少し罪悪感があるの。ありがたみを知らなかったのが…申し訳なくて。今、罪悪感を抱えるキミも、私と同じ気持ちでいるはず。だから、キミと話しておくのも悪くないと思ったの。ねえ、気付いてる?さっきからずっと、旅人とパイモンが盗み聞きしてる。ダインスレイヴ:フッ、挨拶してやるか。「少女」:うん。こんにちは。パイモン:わっ!捕まっちゃったぞ!旅人:ごめん、ただ二人のことが心配で…ダインスレイヴ:心配をかけて、悪かった。レリル…いや、月の狩人に対処することについて、真剣に考えておく。少し時間をくれ。パイモン:本当か?きっとみんなも感謝するぞ!ダインスレイヴ:礼には及ばない。遅かれ早かれ、直面すべき問題だったからな。「少女」:それでもみんなの気持ちは変わらない。まずはみんなからの感謝を受け取って。そのうえで、本当に協力してくれるかどうか、考えておいて。ダインスレイヴ:……任務目標: 約束の場所に行くパイモン:そろそろ時間だな、約束の場所でみんなと合流しようぜ!フリンズ:あれ?早かったですね。パイモン:待たせたか?フリンズ:いえ、少し考える時間がほしかったので、早く来たんです。パイモン:これからの戦いが心配なのか?フリンズ:いえ…むしろ今までの戦いを思い出して、奮い立っています。ライトキーパーに呼び起こされるまでの長い間、僕は武器を手にしていませんでした。戦いとは無縁と言えたはずです。しかし、ここ最近ワイルドハントとの戦いであることに気付きました…僕も絶対的な平和の中では生きていけないことを。炎の揺らめきは、まさに悪の根絶に対する僕の渇望の現れかもしれません。パイモン:それって、別に悪いことじゃないだろ?旅人:(♂俺 ♀私)もそう思う。フリンズ:本来なら、長い眠りにつくべきフェイにとって喜ばしいことではないんですよ。でも、今はよかったと思っています。あなたたちと一緒にこの仕事を成し遂げられることを嬉しく思います。ラウマ:来たか。フリンズ:ラウマさん。パイモン:よく休めたか?ラウマ:ずっと気を張っている状態ではあるが…睡眠は十分とれた。安心してくれ。旅人:この後もよろしくね。ラウマ:そうかしこまらないでくれ。パイモン:ネフェル、こっちだぞ!旅人: モノはしっかり届けた。旅人: 予備作戦も始まってる。フリンズ:アイノさんから言伝があります——イネファさんは高度警戒モードに入り、主戦場以外のエリアを巡回しながら、臨機応変に支援するとのことです。そして、アイノさんは最新の発明品を使って遠方から支援してくださいます。ネフェル:いい判断だ。みんなお疲れさま。パイモン:ボックスの様子が変だぞ…ネフェル:いよいよ暴れ出したね。いつでも戦闘できるように準備しといてくれ。フリンズ:待っているより、先手を打ったほうがいいでしょう。ネフェル:同感だ。パイモン、隠れてて。パイモン:お…おう!ぜったい気を付けるんだぞ!旅人:分かった。ラウマ:戦闘が始まったら、皆位置についてくれ。この戦い、全力で臨もう。ネフェル:準備はいいかい?一同:行こう。「月の狩人」:虫けら共の小細工にはそろそろ飽きてきたが…退屈な殺戮がしばらく続きそうだな。ネフェル:まだ勝負はついてないよ。「月の狩人」:お前らなど月を撃ち落とす前の暇つぶしでしかない。任務目標: 「月の狩人」レリルを倒す(敵名)死を冒涜した罪人:「月の狩人」レリルネフェル:気を付けるんだよ!旅人:ネフェル、気をつけて!アイノ:アイノも手伝う!これならどうだ!「月の狩人」:フン。(戦闘が始まってしばらくして)「月の狩人」レリル:月で始まり、月で終わる。ラウマ:月の恩寵があらんことを。ラウマが歌う狩猟の祈祷歌に従って目標を探す(レリルの方へ進む)「月の狩人」が姿を現し攻撃を仕掛けてきた時に、ライトキーパーのランプの炎でその姿を照らそう「月の狩人」レリル:お前には俺が見えてるな。(しばらくして)「月の狩人」レリル:ヴェズルフェルニル、お前の預言はいつ現実になる?(レリルを攻撃し、その攻撃を妨害した後)フリンズ:穢れた魂に居場所などありません。(攻撃を中断してからしばらくして)「月の狩人」:フン…英雄ごっこはそこまでだ。どいつから始めるか…(ラウマとフリンズがパーティーから外される)ラウマ&フリンズ:うっ…!(戦闘中)旅人:まずい、閉じ込められた!ネフェル:大丈夫かい?旅人:ネフェル!ほかのみんなは?ネフェル:こいつの外だろう…どうやらあんたとあたしは特に嫌われてるみたいだね。「月の狩人」:知りすぎた者は、生きることを許されない…そう言ったはずだ。ネフェル:ああそうかい。でもね、まだ決着はついてないよ!ラウマ:…旅…ネフェ…に閉じ込め…だいじょ…か?旅人:ラウマ!聞こえる?フリンズ:しっかりしてください!いま…「月の狩人」:うるさいな。旅人:(聞こえなくなった…でも、少なくとも(♂俺 ♀私)たちのいる場所は変わってないはず。)(落ち着いて作戦を思い出そう。(♂俺 ♀私)の役割は…)(時間を稼ぐこと。然るべき時が来るまで、なんとかしないと…)クーヴァキを3回吸収してシールドを形成する旅人:任せて!(♂まずい、シールドが壊れた。このままじゃ… ♀シールドが壊れちゃった。このままじゃ…)ネフェル:無理するんじゃない!クーヴァキを3回吸収するネフェル:(…くっ、しょうがない!)任務目標: ネフェルと会話する先の会議で、月の狩人に対抗する作戦を立てた…ファルカ:月の狩人に勝つ方法はただ一つ——彼自身の力を「借りる」ことだ。だからコロンビーナには「消えて」もらう。お前たち二人には最後まで耐え抜いてもらわなくちゃならない。やつがお前たちの排除に全神経を使うよう仕向けるんだ。旅人:ネフェル!目から血が…!「月の狩人」:フン、いつまで耐えられるかな?俺の一撃で、塵のように消える存在が。ネフェル:その塵が、あんたの記憶に滑り込んだのさ。(あともう少し…耐えろ。)「月の狩人」:切り札があるなら、いまのうちに出しておけ。楽しみたかったが…もうなす術もないようだな。ネフェル:あんたの恐怖が手に取るように分かる。(もっと怒れ。全力を出せ…!)かつて跪いてしまったものへの恐怖、愛する人に二度と会えないのではないかと考えてしまう恐怖…あんたは運命に抗えないよ、レリル。「月の狩人」:はっ…そうか。なら、お前らにもその恐怖を味わってもらう。戦いは白熱していく。ネフェルとともに月の狩人を挑発し、破壊的な攻撃を繰り出すよう仕向けた。危険な賭けのようだが、これしか方法はない——絶対的な優位に立てない以上、月の狩人に抗うには、あえて彼に全力を出させ、その力を利用するしかない——\n錬金術の陣が静かに起動し、月の狩人の放ったエネルギーを吸収した。\nそしてついに、計画の全貌が明かされた——特殊な出自を持つドゥリンは、その特殊な才能によって、陣に吸収されたアビスの力を炎元素に変換し、「少女」に供給できる。そうして少女の戦力を一時的に月の狩人と互角に戦えるまで引き上げ、さらに彼女と仲間全員の精神を同期させ、その視界と性質を共有させたのである。\n戦力が大幅に増加した「少女」は月の狩人と激戦を繰り広げ、戦況を逆転させた。そして決定的な瞬間、予想外の人物——ダインスレイヴが後方で「月の扉」を開き、「少女」の渾身の一撃で、月の狩人は扉の中に追いやられたのであった…任務目標: ネフェルと会話するネフェル:…はぁ…はぁ…旅人:ネフェル、目大丈夫?ネフェル:見えないだけさ、大したことはない。「少女」:まだ間に合う。ラウマ:私がやってみよう。ネフェル:……ラウマ:思慮深いネフェルが、こんな暴挙に出るとはな。ネフェル:緊急事態だったからね。こうでもしないと命はなかったさ。ラウマ:だとしても…はぁ…確かに賢明な判断だった。あれだけのことを成し遂げた代償が目だけというのは幸運だったのかもしれない。商売で言えば「大儲け」と言えよう。ネフェル:だろ?ラウマ:だが、その目が見えなくなるなど、絶対に納得できぬ。人が大切なものを犠牲にするのを見るのはつらい。信仰も、力も…瞳の光も。何も犠牲にしないでくれ。ネフェル:……ありがとうね。ラウマ:今できることは尽くした。まだ目を開けてはならぬ。数日間はおとなしく休んでおれ。気をつけるべき点はヤフォダさんに伝えておく。そなたはゆっくり静養するがよい。此度の戦い、皆のおかげで見事勝利を手にすることができた。ナド・クライの上空に垂れこめていた暗雲はやっと晴れた…民も、皆に感謝するだろう。「少女」:月もきっと忘れないよ。お疲れさま。まもなくしてヤフォダがネフェルを迎えに駆けつけたので、パイモンと一緒に宿へ戻ることにした。目を閉じたまま、ヤフォダに寄りかかって歩を進めるネフェル。どんな時も感情を表に出さない彼女だが、遠ざかる背中はどこか誇らしげに見えた。「少女」:ねえ、ちょっといい?ラウマ:何でしょう?「少女」:さっき、ドゥリンがみんなの力を繋げてくれたとき、みんなの感覚も共有してたの。ネフェルの目の痛みが、私にも残ってるみたい…ラウマ:なんと…!すぐに見せてくれ…「少女」:傷はないから大丈夫だとは思うけど、一応話しておいたほうがいいかと思って。ラウマ:…ふぅ。損傷は見当たらない。大丈夫だ。しかし、クータル自ら言ってくださるとは…驚いた。「少女」:いろんなことが変わって…仲間に自分の気持ちを伝えることも学ばないとって思ったの。ラウマ:仲間…嬉しい言葉だ。「仲間」という言葉に、胸に温かいものが広がった。準備が整ったとの知らせが次々に届いたが、月の狩人とやり合ったのだから休むのが最優先だとラウマに言われ、しばらく横になっているほかなかった。……任務目標: パイモンと会話するパイモン:あっ、目が覚めたか?具合はどうだ?痛いところは?ぐっすり眠れたか?旅人:大丈夫だよ、パイモン。心配しないで。パイモン:ならよかった。おまえ、丸一日寝てたんだぞ。その間、オイラはベッドの横で見守るしかなくて…ご飯もひとりで食べてたんだ…旅人:ひとりでもちゃんと食べてた?パイモン:おう。でもおまえと一緒に食べるほうが断然おいしいぞ。おまえが元気じゃないと、味がしないし、ぐっすり眠れないんだ。旅人:改めて、ただいま。パイモン:そうだ、アルベドが来てたぞ。ファルカたちが祝勝会を用意してくれたから、目が覚めたら来いってさ。みんな来てるらしいぞ。薬も持ってきてくれたけど…その様子じゃ大丈夫そうだな、へへ。行けそうだったら行こうぜ!あまり待たせるのも悪いしな。任務目標: 「フラッグシップ」に行くパイモン:参上!お邪魔するぜ!ヤフォダ:旅人、パイモン!待ってたぞ!あんたらが来なかったら祝勝会は延期しようって言ってたところなんだ。アルベド:具合はどう?旅人:もう平気。心配しないで。アルベド:ならよかった。気になるところがあったらボクが診るから、すぐに言ってくれ。ドゥリン:うん、ほかにも必要なものがあったら教えて。パイモン:ネフェルは来てないのか?旅人:ネフェルの目はどう?ドゥリン:ネフェルさんはあそこ。話しかけに行ったら?任務目標: ネフェルと会話するパイモン:ネフェル!ネフェル:旅人、パイモン。具合はどうだい?旅人:もう大丈夫。ネフェルは?ネフェル:さすがは霜月の子の詠月使…なかなかの腕前だ。二、三日で目が開けられるようになったよ。ヤフォダ:でも目を酷使しちゃだめだって、鹿ねえに釘を刺されてるんだからな。ネフェル:はいはい。ラウマ:ヤフォダさん、すまないが、手を貸してくれぬか?ヤフォダ:ああ、すぐ行く!ちょっと行ってくる。あとで飲み物を持ってくるよ。パイモンは甘いのが好きだったよな?パイモン:おう!へへ、ありがとな!ヤフォダ:ああ!ネフェル:……旅人:考え事?ネフェル:ああ、ちょっとね。月の狩人は蛇に似てると思って。旅人:どちらかというと狼だと思ったけど。ネフェル:そうかい?毒蛇は脅威を感じたら毒を撒き散らすだろう?憎しみに駆られ復讐に走る人は、毒蛇に似てると父がよく言ってた。旅人:復讐に駆られる人を見たくなかったのかも。ネフェル:そうかもね。あんたは寛容も知恵の一つだと思うかい?でも、あたしに言わせれば、憎しみだって人間のまっとうな感情さ。それさえ許されなかったら、生きる支えを失った者はどうやって生きろと言うんだい?旅人: ネフェルを支えてるものは…旅人: たくさんあるんでしょ?ネフェル:あたしのことを心配してくれてるなら、その必要はないよ。過去に未練なんかない。ただ、父を詐欺師だと言ったのは間違いだったかもね。教令院に見捨てられ、人に陥れられるような馬鹿なんだから。いっそ、父が詐欺師だったらよかったのに…トキの王…いや、トートは立派な詐欺師だった。あたしと親子と言ったって不思議じゃないだろう。口にこそしたことはないけど、トートのほうもきっとそう思ってる。あたしに真実を覗く目と、嘘をつく術を教えてくれたのがその証拠さ。旅人: トキの王と話したことはないけど…旅人: どんな「詐欺師」だったの?ネフェル:奴はキングデシェレトによってアアルに投げ込まれたんだ。そして、牢獄みたいなその場所を離れたければ、三つの問題に正解しなければならないと告げられた。それで奴は猫の姿に化けてあたしのところに来たんだ。「神の使い」となって、代わりに答えを探してくれないかってね。でも、そう簡単にいくわけがないものさ。結局、あの老いぼれは未だに閉じ込められたままだし、あたしに与えたものも取り戻せないでいる。旅人: ネフェルに優しいんだね。旅人: 父親みたいに…ネフェル:どこからその結論に至ったんだい?トキの王は閉じ込められた恐怖から解放されるために、「善行」を通してあたしの好意を得ようとしただけさ。詐欺師はみんな恐怖を抱いてる。レリルだって例外じゃなかっただろう。スパイとして生きてきたやつが、いい結末を迎えようだなんて——虫のいい話だと思うだろう?でも、あたしには分かるんだ。どんなに顰蹙を買うような人間でも、生きていたいって思いは変わらない。…詐欺師の言う「本心」ほど信頼できないものはないというけど、あんたはどう思う?旅人: (♂俺 ♀私)もそう思う。ネフェル:やっぱりあんたは賢いね。しかも冷静に物事を見てる。旅人: (♂俺 ♀私)はそう思わない。ネフェル:そうかい?詐欺師にまで気を配るとは、優しい子だね。ネフェル:でも、詐欺師の心になんか、一モラの価値もないんだよ。世界で最も利己的な人間なんだから。あたしがいい例だよ。いいことがあっても絶対に人には言わない。横取りされたくないからね。ヤフォダ:…ぷっ。ラウマ:……旅人:ほかにも聴衆がいるみたい。ネフェル:構うもんか。あいつら地獄耳なのさ。旅人:ネフェルが近くなった気がする。ネフェル:そうかい?旅人:だってみんなと、友達みたいに接してる。ネフェル:まぁ、過去を知られた以上、消すかうまく付き合うかのどっちかだからね。手に負えない相手なら、平常心を装って監視下に置いたほうがいい。情報を取り扱う商人の心得さ。ということで、秘密は守ってくれよ。監視されてる立場としても、友人としても。旅人:うん、約束する。ネフェル:よろしくね。パイモン:あっ!そういえばまだ解決してないことがあったぞ!旅人:なに?パイモン:結局、例の「謎の助っ人」が誰かわかんなかったぞ!物音:ガシャン——(部屋の中から物音が聞こえる)ネフェル:…ん?空耳か…?任意の会話: ドリーと話すドリー:あら、もう動いていいのですか?旅人: うん、平気。ありがとう。ドリー:水臭いですわぁ。私たちの関係でしょう?飲みたいものがあれば何でも頼んでくださいまし。このサングマハベイ様がご馳走しますわ。パイモン:ほんとか!?オイラも頼んでいいか?ドリー:旅人ほどではありませんが、パイモンもいろいろ大変だったでしょうから、ま、いいでしょう。パイモン:やったぜ!ドリーにご馳走になるなんて夢みたいだぞ!ドリー:しーっ!ほかの人に聞こえてしまいますでしょうッ!ナド・クライで商売するのはただでさえ大変だというのに、みんなの酒代を払わされる羽目になったら、もう…パイモン:ご、ごめん。気を付けるぞ…ドリー:頼みますわよ。サングマハベイ様が人に奢ることなんて、そうそうないのですから。任意の会話: ファルカと話すファルカ:褒め言葉をいろいろ用意したんだが、いざ本人を前にすると出てこなくなるもんだな。パイモン:ヘヘ、栄誉騎士のオーラってやつだな!ファルカ:ハハッ、様になってるじゃないか。さすがは栄誉騎士だ!騎士団のみんなから聞いたぞ——お前が最初に訪れた国がモンドだったんだってな。嬉しい縁だ。西風騎士団とともに戦ってくれたこと、そして今回ともにナド・クライを守ってくれたこと、心から感謝する。旅人: 気にしないで。ファルカ:そりゃあ気にするさ。それに、感謝の気持ちはきちんと伝えることが大事だと俺は思ってるんだ。任意の会話: ダインスレイヴと話すダインスレイヴ:具合はどうだ。パイモン:まだ目が覚めたばっかりなんだ。旅人: でも、もう大丈夫だよ。ありがとう。ダインスレイヴ:ならよかった。何事にも健康な肉体というのは不可欠だ。身体を大事にしてくれ。旅人: ダインのおかげで助かった。ありがとう。パイモン:そうそう!土壇場でおまえがジャジャーンって出てきて、扉を開けてくれたときはびっくりしたぞ!ダインスレイヴ:レリルはかつての友人だが、もはや排除すべき敵に変わり果てていた。奴とはいろいろあったが…これ以上事が悪化するのを手をこまねいて見ているわけにはいかなかった。今回の戦いは避けては通れないものだった。貴様もよく戦ったな。旅人: ありがとう。あまり…気を落とさないで。パイモン:オイラたちでよかったら、いつでも話を聞くぞ。ダインスレイヴ:ああ、感謝する。任務目標: 「傀儡」と会話する「召使」:それで、君と一緒に残った「優しき同僚」は、最近どうしている?「傀儡」:知らないわよ。あいつと比べたらボスコ2号の方がよっぽど人間らしいわ。でも言われてみれば、しばらく見てないわね。もしかして…「召使」:自ら姿を消してくれたのなら、世のために大きな貢献をしたことになるが、あいつに限ってそんなことはあるまい。このまま大人しくしていてくれるとは思えないな…やつの動向には注意しておいたほうがよさそうだ。任務目標: みんなの話に耳を傾けるネフェル:やあ、サングマハベイ様。増幅装置、とても助かったよ。ありがとう。教令院が造ったものなのかい?ドリー:よーくご存じではありませんの。わざわざそれを聞きに?ネフェル:いや、お礼を言いに来たのさ。ドリー:ふふん、義理堅い方ですのね。そういう方とビジネスをやるのは大好きですわ。今後ともよろしくお願いしますわね。ネフェル:ドリーさんのような心優しい投資家にそう言ってもらえると光栄だ。ドリー:え?心優しい…?な、何の話です?ネフェル:ナド・クライに来て早々、土地を購入したそうじゃないか…砂漠にも土地が持ってるとか。それから…ドリー:ちょ、ちょっと!人の投資先を調べていったい何のつもりです?ネフェル:何をそんなに慌てるんだい?まっとうな投資だろう?避難所を建てる予定のものもあったとか。ドリー:そ…そんなことまで…ネフェル:とても素晴らしいことじゃないか。人に知られたくないなんて、あんたも変わってるね。その後、建設計画は取り消されたそうだけどね、噂はちゃんと届いてるよ。ドリー:……ネフェル:避難所計画はスメールの人のためなんだろ?ドリー:どうせ空き地なんですもの。放置するより建物を建てて活用したほうがよっぽどマシでしょう?災害なんていつ訪れるか分かりませんわ。家族を亡くしたときの悲しみは二度と味わいたくありませんの。もし災害で友人や協力先を失ったら、たまったものじゃありませんでしょ。避難所は姉の夢でしたの。十分な食料や水、薬が用意された所で、みんなで楽しく暮らせたらと姉は生前願っておりましたわ。土地を買ったのも姉の願いを叶えるためでしたけれど、草神様と話し合ってもっと効率のいい方法を採用しましたの。技術を持った人には技術を、モラを持った人にはモラを。みんなで協力して備えるのが一番ですわ。ネフェル:でも、それを知ってる人はどれぐらいいるんだい?みんなには、サングマハベイ様がモラ稼ぎに拍車をかけてるとしか思われないかもね。ドリー:何か問題でも?私はモラが大好きですの。それが恥ずかしいことだなんてこれっぽちも思っていませんわ。ネフェル:モラを稼ぎ続けることが夢なのかい?ドリー:分かっていませんわね~!人の夢に投資することこそが私の夢なのですわ。その人の夢が叶った暁には、ちょっとばかしおこぼれをいただければ、それで満足ですの。想像するだけで胸が躍りますわ。うふふ、チリンチリンとモラの音が聞こえる…ネフェル:…ありがとう。ドリー:増幅装置のことですの?ネフェル:ペンダントもね。ドリー:借りを返しただけですわ。あまり気になさらないでくださいまし。ネフェル:あんたも家を離れて、ずいぶん経つんだろ?ドリー:ええ。もう家族の顔さえ思い出せないときがありますわ。ネフェル:両親とお姉さんかい?ドリー:ええ。姉はかなり前に亡くなりましたけど。もちろん忘れたくなんかありませんわ。でも、記憶というのは、商人よりもずる賢いですものね。時間が経てば、役に立ちそうにないものから消されていくのです。姉の悲しい記憶は得にならないと判断されたのか、顔もはっきり思い出せなくなってきましたわ。ネフェル:それでも、一番大切な思い出は消えないよ。ドリー:そうですわね。それだけが心の慰めですわ。ネフェル:…湿っぽい話はここまでにしよう。少なくとも、昔より暮らしぶりはだいぶマシになった。ドリー:そうですわね。おかげさまで大きな家もありますし、モラもたっぷり、商売も大繁盛。大満足ですわ!あなたも前途有望ですわね。大金持ちになるのも時間の問題でしょう。ネフェル:ありがとう。そうなるといいんだけどね。任務目標: みんなの話に耳を傾けるファルカ:身体のほうはどうだ?もし具合が悪くなったらすぐに言ってくれよ。ドゥリン:大丈夫だよ、大団長。ボクは別に、大したことしてないし…ファルカ:ハハハッ、謙虚だな。アルベド:今回の戦いでドゥリンは大活躍だったよ。みんなも感謝してる。褒められたときは素直に受け入れるといい。それも礼儀の一つだ。ファルカ:ならお手本といこうか——アルベドの錬金術も見事だった!あっという間に完成させるなんてな!アルベド:ありがとう。でも、ボク一人じゃ無理だったよ。ドゥリンが力を貸してくれたから成し遂げられたんだ。ファルカ:おぉ、さすがだな。ドゥリン:うぅ…じゃあ、試してみる——みんなの役に立てるように頑張ったよ。パイモン:ここにいたのか。旅人:みんな、お疲れさま。ファルカ:よう、旅人、顔色がだいぶよくなったな!アルベド:うん、もう薬は必要なさそうだ。ドゥリン:喉、乾いてない?何か飲む?パイモン:へえ、ここ数日でもう店で注文できるようになったのか?ドゥリン:錬金術と比べたら、全然難しくなかったよ。こうやって少しずつ覚えていけたらいいな。パイモン:ドゥリンならきっと大丈夫だ。アルベドの兄弟なんだからな!でも、おまえたちの計画とやらは全然理解できなかったぞ…えへへ…ドゥリン:仕方ないよ。錬金術を学んだことがない人がその原理やプロセスを理解するのは難しい。アルベド:簡単に言えば、彼が以前クーヴァキを盗んだのと同じように、今回はボクたちが彼自身の力を盗んで利用したのさ。勝てっこない相手に遭遇したとき、一番有効な方法は戦いを辞めることだ。力勝負をするんじゃなく、コロンビーナさんが彼に匹敵する力を得るための手助けをしたほうが得策だと判断したんだよ。作戦の重要な鍵は二つ——月の狩人の戦い方における癖と憎しみの対象を把握すること。そして彼を錬成陣の影響の範囲内から出さないこと。念のため、四ヶ所に陣を用意したけど…戦いが及ぶ範囲からすると、最後に選んだ場所が最も理想的だった。錬成陣を通してアビスの力を吸収し、さらにドゥリンの「特殊加工」によって、コロンビーナさんが使える力に変換したんだ。そのおかげで、コロンビーナさんがそれまで出来なかったことが出来るようになった。ファルカ:それにしても、ダインスレイヴさんが本当に手を貸してくれるとはな。彼が手を貸さないと決めても、誰も文句は言わなかっただろうに…彼の決断に感謝してるよ。旅人: かつての友達が敵に…旅人: 難しい選択だっと思う。ドゥリン:うん。でもきっと彼からすると、迷うよりは辛くても決断したほうがよかったんだろうね。ファルカ:ああ。苦痛に揺さぶられながらも、進む道を選び、迷わず進む。彼はそういう人間だ。とにかく、今回の勝利はみんなのお陰だ!思う存分、勝利を祝おう!任務目標: 「傀儡」を探す「傀儡」:その話をするためにわざわざ来たの?「少女」:うん。いろいろ考えてみたけど、キミとは「友達」だから。とても大事なことだと思ったから、伝えに来たの。「傀儡」:これはまた新しいお話ね。あまりの感動でお茶も喉を通らないわ…話が済んだら、出てってちょうだい。「少女」:私と友達になるのと、これまで通り同僚として過ごすのと、どっちがいい?「傀儡」:ちょっと、コロンビーナ、ワタシの我慢の限界を試してるの?これ以上しつこくしたら、礼儀正しい言葉遣いのモジュールを止めるわよ。「少女」:礼儀正しく話すなら、「ですます」を付けないと。「傀儡」:プロンニア、コロンビーナ様がお帰りになるわ。見送りなさい。「少女」:またお茶会に誘ってくれる?「傀儡」:…はぁ?「少女」:きっと誘ってくれるよね。じゃあまたね、大好きな。旅人: 友達と話してた?旅人: 邪魔しちゃったかな?「傀儡」:前回はワイルドハント騒動でさっさと出てってくれたからよかったけど…これ以上邪魔すると容赦しないわよ。パイモン:事が一段落したから、様子を見に来ただけだぞ。「傀儡」:余計なお世話。ワタシがその気になったら「月の狩人」になんて指一本触れさせないわよ!パイモン:とにかく元気にしてるならそれでいいんだ。ロボットも直ったみたいだし。今回はありがとうな。旅人: テーブルに本とお茶…旅人: アフタヌーンティーの最中だったんだね。「傀儡」:もういいわ。アナタたちの前にもお邪魔虫が来てたから、お茶を飲む気分じゃなくなっちゃった。飲みたいならどうぞ。もったいないしね。コースターがないか…このノートをコースター代わりに使って。パイモン:えっ、いいのか?分厚いノートだな…方程式みたいなのがいっぱい書き込まれてるぞ…「傀儡」:気にしないでいいわ。ただの下書きよ。時間を持て余したときに落書きしてるの。おぼろげな過去のことだったり、遠い未来の想像だったりね。めちゃくちゃな今のことを歯を食いしばって記録することもあるけど。ま、新聞に載ってるパズルゲームをやるのと同じよ。未来を占う時はまるで白昼夢を見てるみたいだし、現在のことを記録する時は胸がむかむかする。やっぱり過去がいいわ。すでに決まった事実だから、あれこれ思い悩む必要がないもの。楽しいと思える記憶なんて、「奇械公」にまつわる記憶しかないけどね。旅人: 「奇械公」?もしかして…旅人: アラン・ギヨタン?「傀儡」:ほかに誰がいるの?のマシナリーは、ほとんど彼の発明でしょ。パイモン:もしかして、と知り合いなのか?「傀儡」:…少し交流があっただけよ。旅人: でも、奇械公って…旅人: 数百年も前の人でしょ?「傀儡」:そう、彼と交流のあった「普通の人間」は、もうワタシしか残ってないでしょうね。彼が生きていた頃は時々おしゃべりをしたの。そして死ぬ前に彼の手稿をすべて破棄するよう頼まれたわ。言われた通り、手稿は全部破棄したわ。一通り目を通してからね。なんたって、「奇械公」アラン・ギヨタンの知恵の結晶でしょ?そのまま消してしまうのはあまりにもったいなかったから。パイモン:このノートに書かれた計算式って、もしかして…「傀儡」:パズルゲームみたいなものだって言ったでしょ?暇つぶしのための落書きでしかないわ。アランの方程式に比べたら、浅はかな謎解きみたいなものよ。でも、謎解きも悪くないわ。少なくとも…計算することで誰かを傷つけることはない。脳細胞はいくらか死ぬかもしれないけど。アランの話になったついでに、彼の「友人」たちの運命について話してあげる。アラン・ギヨタンにはルネとっていう二人の親友がいたの。三人は「」で一緒に育った幼馴染だった。子供のときから三人はよきライバルで、多少の友情も育まれた。それから、懐古の感情の芽もね。子供時代はいずれ終わり、予言は現実になる——滅亡の日が訪れてしまえば、二度と未来を迎えられなくなる。いつしか、頭のおかしな人しか抱かないような「世界を救う」って夢が、彼らの心に根を張ったわ……ルネとアランが愚鈍な凡人だったら、その夢もただの老後の思い出話になったのかもしれない。でも残念ながら、彼らは凡人じゃなかった。その夢は彼らの中で芽吹き、すくすく育って、やがて魂までも蝕んでいった…先に心を完全に呑み込まれたのはルネだった。彼は思い通り、友人の命を再構築したわ。でもその行為をアランは受け入れられず、ルネのもとを離れていった…きっとルネは友人への想いからそうしたのだと、アランは信じたかったみたいだったけど…そう語るときの彼の口調からは、隠しきれない懐疑が感じられたわ。…そのときすでに、悪夢の種はルネの中で芽を出していたのかもしれない。次に彼らが再会したとき、ルネは「救世」の夢に完全に呑み込まれ、彼が夢見ていた運命の波は、滅亡の日が訪れるよりも前に世界を呑み込もうとしていた。最終的にその波は引いていったけど、この前再び訪れたという噂を聞いたわ。ルネが救世の夢に再度挑もうとしてるらしいってね。最終的に、過去を取り戻そうとする狂った波は鎮められたそうよ。そうしてルネはやっと夢から目覚めたけど、時すでに遅しね。アナタはルネのこと、どう思う?世界を救うためならどんな代償もいとわない、人間離れした天才——でも同時に、己の幻想のために周りの人の運命までめちゃくちゃにした、罪深き一面もある。尊敬と嫌悪、アナタはどちらを抱く?ま、どちらでも変わらないか。旅人: 尊敬のほうかな。「傀儡」:そう。そういえば、アナタと彼には共通点があるわ——世界を救いたいって夢を抱いてたところよ。アナタの夢は現実になった。一方、彼の夢が…自らの手で実現されることはなかった。旅人: 尊敬はできないよ。「傀儡」:そう?どうしてかしら?彼が極端な行動をとったから?それとも失敗したから?…また別の理由かしら?どちらにせよ、ルネはもうこの世にはいないし、彼の夢も、ほかの人によって実現されたわ。旅人: 分からない。「傀儡」:無難な返事ね。でも、心の中ではハッキリ答えが出てるんでしょ?旅人:ルネのこと、サンドローネはどう思う?「傀儡」:理想我のために現実我を捨てる極端者も、妄想に支配される愚者も好きじゃないわ。ルネのような智者でさえ、自分の心に囚われ我を忘れてしまったんだから、一般人は言うまでもないでしょ?ルネの話はここまで。次は「奇械公」アラン・ギヨタンの話よ。ルネが巻き起こした波乱は止められたものの、アラン・ギヨタンは友人と家族を失った。念のために言っとくけど、友人と家族を失ったのはルネのせいじゃない。単なるアクシデントよ。——それでも仕事を続けた彼の唯一の原動力は、まさに親友をアビスに堕とした夢だった。親友のことで相当なショックを受けたんでしょうね。フォンテーヌを救うためにフォンテーヌ科学院を設立した後も、アランは人間の知恵を超えたものを全部切り捨てたわ。人の知恵だけでも手の届く方程式やマシナリーだけが、彼を安堵させてくれた。しかし、アランのあまりに膨大な知識は、彼に息をつく暇さえ与えなかった。命の灯火が消えようとしたとき、やっと彼は現実を受け入れたわ——水仙十字結社の中にも、人の姿で最後を迎える人が必要だってね。彼は方程式を書く手を止め、ある本を手にした——子供の頃に親しんでいた、長らく開いてなかった絵本をね。「水仙十字院」の院長が子供たちを寝かし付けるときに施す魔法が「絵本」だったのだと、彼は言ってたわ。鬱々たる思いから解き放たれ、穏やかに眠りにつきたい。これが彼の唯一の願いだった。ほかのことはどうでもよくなったの。そしてやっと、「水仙十字孤児院」の遺跡のそばで、彼は安らかに眠ったわ。アラン亡き後も、フォンテーヌ科学院は休みなく動いてる。数年後、方向性の違いで科学院の研究員たちはバラバラになったけど…あの馬鹿な連中がどうしようと、もうアランとは関係ないわ。はい、以上。世界を救う夢を追いかけた、「水仙十字院」の二人の物語でした。救世の幻想を追いかけた末に、水底に静かに沈んでいった一人と…命を燃やしながら、先の見えない道を突き進んだ一人…ふっ…時々思うのよね。何が彼らに、そんなとてつもない夢を抱かせたのかしらって。どんな大木も一粒の種から育つでしょ?世界を救うって夢も、自らを救いたいって小さな種から始まったのかもしれない。大切な友人や家族、未だ答えの見つからない命の意味、まだ成し遂げていない偉業…そのすべてが一瞬でかき消されるのを見たくないから…混沌とした世界に自分の居場所を見つけたいから…浪や風に押し流されたくないから…だから、自らを救うために、運命の潮流に足を踏み入れたのかもしれない。……自分を救いたいなんて願いが、世界を救う理由になるものかしらね?旅人: 十分。「傀儡」:アランみたいなこと言うのね。彼にも同じことを聞いたけど…同じことを言ってたわ。それだけ言って、また仕事に戻ったの。いつものようにね。旅人: 理由にならないと思う。「傀儡」:ずいぶん理性的ね。ま、悪くない答えよ。でも、アランはそう考えてなかったわ。彼にも同じことを聞いたの。そしたら…「十分な理由だよ。」ですって。それだけ言って、また仕事に戻ったの。いつものようにね。旅人: 分からない。「傀儡」:それも一つの答えね。今の素直な気持ちだもの。彼にも同じことを聞いたの。答えはいたってシンプルだったわ。「十分な理由だよ。」それだけ言って、また仕事に戻ったの。いつものようにね。「傀儡」:はい、ティータイムは終わり。物語をかき集めるために、アルレッキーノに借りを作っちゃったわ。今度「壁炉の家」に行くときは、手土産を用意しなくちゃ。ワタシはプロンニアの修理に戻るわ。ここにいてもらっても構わないけど、邪魔はしないでちょうだい。プロンニア、スリープモードは終わりよ。セルフチェックを始めなさい。へ

よくある質問

運命の残響はどうやって解除しますか?

上記の「クエスト情報」ブロックをご覧ください — 公式ソースに基づく解除条件とクエストチェーンです。

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