崩壊スターレイルの速度(SPD)と行動値ブレイクポイント解説

更新:01/07/2026
30秒まとめ

スタレの行動順は行動値(AV)=10000÷速度(SPD)で決まります。速度が高いほどAVが低くなり、早く、そして多く行動できます。メインアタッカーがよく狙う目安は3つ、134速度(忘却の庭1周目150行動値の中で2回行動できる最低ライン)、142.9速度(最初の3周で5回行動)、160速度(最初の2周だけで4回行動)です。速度%バフは常に合算されてから速度初期値に一度だけ掛かるので、重ねても掛け算式に爆発的には増えません。

行動値(AV)とは?なぜ速度が最重要ステータスなのか

スタレの戦闘は多くのターン制ゲームのように「決まった順番で回ってくる」仕組みではありません。味方も敵も一体ずつ、行動値(AV)という独自のカウントダウンを持っていて、AV=10000÷速度(SPD)という式で計算されます。一番AVが低いキャラから行動でき、行動が終わるとまた同じ式でAVがリセットされてカウントダウンが再開します。

イメージとしては10000mのタイムレースに近いです。速度が速いキャラほどゴール(AVが0)に早く着くので先に行動でき、戦闘が長引けば遅いキャラを実質的に周回遅れにして、余分に1回多く行動することさえあります。

だからこそ古参プレイヤーは速度を「ステータスの王様」と呼びます。速度バフ・デバフは単に順番を1つ繰り上げるだけでなく、相手がまだ順番を待っている間にボーナス行動を丸ごと1回もぎ取れることもあるからです。追加の必殺技によるEP回収、靭性の早期撃破、ボスの行動を遅らせるテクニック(Advance Forward/Action Delay系の効果)も、すべてこのAVの計算に乗っています。

実際の速度計算式:%バフはどう合算される?

ステータス画面に表示される最終的な速度は、速度=速度初期値×(1+速度%の合計)+速度加算値、という式で決まります。ここでいう「速度初期値」はキャラ本来の基礎速度に軌跡などの固定%を含めたもの、「速度%の合計」は味方の戦技・必殺技による速度バフや光円錐効果など、パーセンテージ系の効果を全部足し合わせたものです。

一番覚えておきたいポイントは、速度%バフは常に「速度初期値」に対してかかるのであって、キャラの頭上に表示されている現在の速度に対してかかるわけではないということです。つまり+10%の速度バフを3つ重ねても、単純に+30%になるだけで、1.1倍×1.1倍×1.1倍のように掛け算で膨れ上がることはありません。速度%を重ねるほど効果が跳ね上がるわけではなく、あくまで直線的に増えるだけです。

一方、遺物や一部キャラの技による固定加算の速度は、%計算がすべて終わった後に最後に足されるだけで、%による倍率はかかりません。

忘却の庭で狙う速度ブレイクポイント一覧

忘却の庭(Memory of Chaos)の行動値の区切りは少し特殊で、1周目だけ150行動値、2周目以降は各100行動値という非対称な構造になっています。この差があるからこそ、ほんの少し速度が足りるか足りないかで「もう1回行動できるかどうか」がはっきり分かれる、いわゆるブレイクポイントが生まれます。

メインアタッカーがよく狙う3つの目安があります。134速度は1周目の150行動値の中で2回行動できる最低ラインで、ATKや会心を大きく削らずに届く現実的な落としどころとして最も定番です。142.9速度まで上げると、最初の3周合計で5回行動できるようになります。そして装備に余裕がある編成向けの160速度になると、最初の2周だけで4回行動でき、遅い編成に比べてほぼ倍近い行動回数になります。

さらに120速度も見逃せません。行動回数の面でも最初の2周で3回行動できる目安になりますが、それ以上に大事なのは、宇宙封印ステーション老いぬ者の仙舟生命のウェンワークといった一部の次元界オーナメントの追加効果が発動する条件が「装備キャラの速度が120以上」だという点です。120未満だとこのボーナス部分がまるごと発動しません。

脚部は速度orATK%——役割で選び方が変わる

遺物の脚部は必ず「速度」か「HP%/DEF%/ATK%」のどちらかを選ぶことになります。基本方針として、メインアタッカー――特に追加行動やEP回収で稼ぐタイプ――は134速度(もしくは編成が許すならそれ以上)に届く速度の脚部を優先しましょう。ボーナス行動1回分の火力は、そのために犠牲にするATK%の火力より大きくなることが多いからです。ただし光円錐や軌跡、味方バフだけで既にブレイクポイントに届いているなら、脚部はATK%に切り替えて1発ごとの火力を伸ばす方が合理的です。

サポート・シールド/ヒーラー系はまったく別の考え方が必要です。彼らの役目は自分の火力を最大化することではなく、メインアタッカーより先に行動してバフ・デバフ・回復を間に合わせたり、ボスの危険な行動を先に潰したりすることです。そのためサポートはDPSよりも明確に高い速度を積むのが定石で(DPSより一段階速い速度を狙う編成も多いです)、光円錐が特別にHP%やDEF%の脚部を要求しない限り、速度の脚部がほぼデフォルトの選択になります。

実践的なコツとして、自宅画面のステータス表示だけを見て一喜一憂しないこと。実戦での速度、つまり普段よく使う編成の戦技・必殺技による速度バフを含めた「戦闘中の実質速度」で計算しましょう。外部バフだけでブレイクポイントを超えてしまう編成も多く、その場合は基礎速度をそこまで盛らなくても済みます。

よくある質問

複数の速度%バフは掛け算で増えるの?

いいえ。光円錐、軌跡、味方バフなど全ての速度%はまず足し合わされ、その合計を速度初期値に一度だけ掛けます。式で言うと速度=速度初期値×(1+合計%)+速度加算値。+10%のバフを3つ重ねても+30%になるだけで、1.1倍を3回掛けるわけではありません。

遺物が足りなくて134速度に届かない場合はどうすればいい?

全く問題ありません。速度のブレイクポイントはあくまで最適化のための目安であって、コンテンツをクリアするための必須条件ではありません。134に少し届かなくても忘却の庭や虚構叙事は普通にクリアできます。まずはATK%や会心、4セット効果を優先し、速度は余ったサブステータスで調整すれば十分です。

なぜみんな速度120にこだわるの?

速度120は、宇宙封印ステーションや老いぬ者の仙舟、生命のウェンワークといった一部の次元界オーナメントが2セット効果のボーナス部分を発動させる条件になっているからです。120未満だと基本効果しかもらえません。それに加えて、速度120あれば忘却の庭の最初の2周だけで1回多く行動できるだけの余力にもなります。

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