忌み者の巻:造翼者
【大敵名簿・忌み物の巻・目次】
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歩離人
造翼者
慧駿
視肉
歳陽
虺種
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【項目】造翼者
分類
霊長目・人科・有翅亜種
概要
造翼者は同盟の長きにわたる大敵であり、「豊穣の民」の主要な分岐である。其の起源の星はいまだに解明されていない。現時点で把握した情報によると、造翼者は「穹桑」と呼ばれる樹状を模した世界に棲息している。造翼者とその軍隊は「穹桑」から伸びた「枝」を使って、他の世界に跳躍し、資源や民を略奪した。
造翼者の文化で、飛行能力を持たない陸上の知的生物はすべて『塵民』と呼ばれ、彼らは自分たちのことを『雲君』と呼ぶ。他の知的種族を奴隷化し、自分たちのための生産、住処の修復に従事させた。
『仙舟通鑑』が収集した不完全な史料によると、仙舟人が初めて造翼者と接触したのは、仙舟が出航する前の「古国時代」に遡る。「天外の海から到来した羽夷は数えきれない殺戮と蛮行を行った。帝尊が軍を起こし戦った末それを撃退し、羽人方士および仙方をいくつか得た……」関連記述には、仙舟艦隊が出航した理由が明かされている。天外の海の神明に長寿を乞うため、尊名を消された帝王が我らの祖先を派遣した。
「火劫の戦」に至っては、仙舟艦隊は造翼者による2回目の侵攻を食らい、枝が垂れ下がり、羅浮は滅びる寸前となった。帝弓の光矢が降臨して建木が切断されなかったら、きっと敗戦で終わったのだろう。
星暦5320年前後、玉殿太卜司は「穹桑」の衰滅を観測した。反物質レギオンはあっという間に造翼者の郷土を破滅した。それ以降、宇宙を流浪するようになった造翼者の多くは、傭兵や星間海賊となった。
生態
人類を基準として造翼者の解剖学的特徴を見ると、鳥類に近い生理的特徴を持っている。背部の筋肉が発達しており、1対(もしくは複数対)の翼、細長い脚、力を発揮しやすい足指の構造をしている。
飛行に長ける造翼者は、最高時速400キロで空を飛ぶことができる。その骨格と筋肉には特殊な気泡空洞構造があり、迅速な空気交換によって、高速急降下と驚異的な突撃が可能となった。同時に、その構造は造翼者に(短時間での空気交換は欠かせないものの)真空空間での飛行と行動を可能にした。
雲騎軍が造翼者と戦闘する際の注意点は以下の二つである。遠距離時は射撃に気を付けること。近距離時は相手の飛行機動性を封じ、自身の長所である体重と体力を活用すること。
科学技術
造翼者が星間戦争で露呈した科学技術から、彼らの文明は大きな衰退を経験したことが推測できる。
彼らは空間跳躍できる「枝」を掌握している一方で、エネルギー供給と武器製造は略奪もしくは他の豊穣の民との貿易に依存している。三度の豊穣戦争にわたり、彼らはずっと歩離人の武器と鎧を身に着けていた。
政治
造翼者は厳格な社会的階級に従って、「穹桑」での位置が決まる。
頂端の高い枝に鎮座するのは天青石聖の巣の主――造翼者の羽皇。伝承によると、彼(もしくは彼女)は「豊穣」の使令だと見なされ、穹桑の成長と繁盛を導くことと、すべての羽民を育むことを役目としている。その統治下には次のような階級がある。衛天種(戦士)、啼頌種(学者と書記)、孵育種(従者)、銜枝種(労働者)。穹桑の五大階級よりも下は、地位が最も低い「塵民」——異世界から来たりし、飛行能力を持たない知的生物である。
「穹桑」が壊滅したことで、造翼者の政治制度の詳細は遡れなくなった。カンパニーの情報によると、星海に流浪するすべての羽民は、とある造翼者の傭兵団の構成員である。
(ページ下部に小文字の添え書きが数行ある)
「穹桑と建木の関係は……?」
「両者が関係あることを証明できる確実な証拠はないが、玉殿太卜司の推測によると、穹桑に似た世界はほかにもあるそうよ。青鏃より」
「造翼者の『孔雀天使』軍団に再び動きあり、情報更新待ち。青鏃より」
表示中の言語で、ゲーム本体のデータファイルの原文をそのまま掲載しています。