その2:根源と起源
……
根源と起源
根源とは何か?
それは1冊の本のようなもので、宇宙の無限の物事の始まり、過程、そして終わりが記されている。
魔術を含め、何もなかった世界のすべてがそこから生じた。ゆえに「根源」と呼ばれている。
見ての通り、それは「無限の知識」でもあり「何もなかった世界の起点」でもある、完全に矛盾した存在と言える。
したがって、「根源」という呼び方自体も、「無限」を理解するために人間が作り出した便宜上のものにすぎない。
無限があるというなら、境界がどこにあるのかを定めなければならない。そうでなければ、それが無限であるかどうかさえ意味を失ってしまうからだ。
起源とは何か?
根源が世界そのものの「因」だとするなら、起源とはこの世界にある万物それぞれの「因」である。
それは1本の矢印のように、事物が生まれた瞬間から進む方向を定めている。
生物はこの方向性に逆らうことができない。いわゆる「因果」だ。従って、まいた種はいずれ必ず自分で刈り取ることになる。
他方、生物は通常、自分自身の起源がどこにあるかを認知することができない。もし仮に、ひとたび起源が見出されれば、意識は支配され、やがては起源そのものになってしまう。
……
表示中の言語で、ゲーム本体のデータファイルの原文をそのまま掲載しています。