(その2)
……
……
地黄将軍飲
属部:
『脱鱗部』
主治:
持明族が幼児の姿に留まり、成長が緩慢。
方剤:
鱗淵天門冬1銭、速壮高6銭、仙境地黄の抽出物1銭。
用法:
丸薬にして服用。一日2回、食事の後に服用。
沿革:
当該薬方は未だ臨床試験段階にある、一年後に効果が見えない場合は廃棄処理しても構わない。
(注意:速壮高は作物栽培に使われる合剤であり、毒や副作用はないが、白露様がこの薬方の有効性を確認するまで、勝手に服用しないように)
白露様の口述
……
……
前塵回夢針
属部:
『脱鱗部』
主治:
持明族が脱鱗した後にこの薬方を服用すると、前世の記憶がよみがえる。
方剤:
龍鱗珊瑚の粉末1銭、夢言花の実の抽出物1銭3分、安神草の抽出物3分、鶴髪藤の抽出物2銭。
用法:
金針で煎じ薬を注射。
臨床試験の結果によると、脱鱗後、5歳になるまでに当該薬方を服用する必要がある。
服用者は夢の中で前世の記憶を得られるが、記憶の多寡および鮮明さは人それぞれになる。
沿革:
持明の伝説によると、これは縁が尽きることを嘆き、転生しても前世の縁を繋ぎたいと願った丹士清露が、その伴侶のために作った薬方。
当該薬方は持明族の風俗と規制に反するため、一族の存亡に関わる大事以外では勝手に使用してはいけない。
持明族の者の意欲に反し、欺き、脅迫などの手段で前塵回夢針を使用させた場合、持明族の族規に違反したことで輪廻の刑を受ける。
『龍王救苦玉鑑』より抜粋
劫障救苦散
属部:
『魔陰部』
主治:
魔陰の身の初期症状を緩和し、魔陰の身の進行を遅らせる。
方剤:
蒼茯苓1銭、龍鱗珊瑚の粉末3銭、虚陵安息香1銭、安神草の抽出物1銭。
用法:
蒸留水で膠状になるまで煮え、薬かすを捨てる。膠質を冷凍、陰干した後、研磨して粉末状にし、粉末吸入器で使用する。苦痛を感じた時に服用。
魔陰の身を治癒する薬は存在しない。当該薬方は苦しみを緩和し、精神を落ち着かせるだけ、命は救えない。
沿革:
仙舟律の規定により、民間で当該薬方を配合することは禁止されており、必要の場合は所在地の医館に申請するべき。
(十王司の冥差は魔陰の身が発症する前に患者を探し出し、その者を寂滅に引導する。当該薬方を独断で使用しないように)
本書編集者より
還魂正気散
属部:
『魔陰部』
主治:
魔陰の身の末期症状を遅らせる。
方剤:
蒼茯苓1銭、龍鱗珊瑚3銭、金須蜂の蜜蠟7銭、大金山瓜呂仁3銭、虚陵安息香1銭。
用法:
用法:
蒸留水で膠状になるまで煮え、薬かすを捨てる。膠質を冷凍、陰干した後、研磨して粉末状にし、粉末吸入器で使用する。
魔陰の身の末期症状が発作した時、当該薬剤を吸入し、暫くの間意識を保つ事ができる。
服用後は速やかに後のことを準備するべき、次発症したら解薬はない。
沿革:
仙舟律の規定により、民間で当該薬方を配合することは禁止されており、必要の場合は所在地の医館に申請するべき。
(十王司の冥差は魔陰の身が発症する前に患者を探し出し、その者を寂滅に引導する。当該薬方を独断で使用しないように)
本書編集者より
……
……
表示中の言語で、ゲーム本体のデータファイルの原文をそのまま掲載しています。