モルテ地区

地域
世界百科

モン・オトンヌキの東に位置するモルテ地区へは、巡水船のみではたどり着けない。モン・オトンヌキの頂から東のほうを眺めると、雲に包まれたあの謎の高塔が見える…

ステータス

名称: モルテ地区 · 種別: エリア · 地域: フォンテーヌ · 実装バーション: 4.2

サブエリア

イースト・オトンヌキ同じ堅い肌を持つだけでなく、我らの血には同じ神髄が流れている。同じ精神と旋律を分かち合って、我らの意志は一つである。同胞たちよ。我らは手と足、盾と剣、根と枝葉、泉とせせらぎである。互いに近づかなければならぬ。たとえ異邦人に対しても。「憂い無き歌」第二楽章、第八十四小節より。イースト・オトンヌキは、とモルテ地区の交差地点、クレメンタイン線のアクアロードの東側に位置する。モルテ地区には、数千年前の文明、四百年以上前のと関わりがあると思しき土地が多くある。イースト・オトンヌキの東側の海岸付近の水中の遺跡は「密合の契印」に関連する数箇所のノードのうちの一つ、「霊魂の象限」である。密合の契印は、水没した古代レムリア帝国の調律師たちの「黄金の劇団」が残した魔法の術式だ。この術式は「四象限円環」と「奔流の木」によって構成されている。かつてレムリアの調律師アウレリウスは、事象を実体、徴体、質体、結合体の4つに分類した。その中で最も重要なのは質体で、「四質」とも呼ばれる記憶、願い、霊魂、人格である。四象限は、この四質がもとになっていると考えられる。フォンテーヌ各地に設置された四象限は、四百年以上前の水仙十字結社によって改造されたものだ。結社のリーダー(マスター)のルネ・ド・ペトリコールは、結社の設立より前に、黄金の劇団の記録や書物を読んだ。レムリアでは国家の盛衰や文明が滅亡した後に新しい文明が生まれることを「フォルトゥナ」と呼んでいた。フォルトゥナは、ルネ自身が導出した「世界式」という計算の図式と理論上の類似点が多いことに気づいた。しかし、世界式を用いて何度計算しても、もはや新しい文明が誕生しない、つまり近い将来フォンテーヌが滅びるということに気づいた。ルネは、この滅びの運命と予言から逃れるために水仙十字結社を設立した。ある日、は、旅人とパイモンと共に霊魂の象限に訪れた。アンは自身の出自を探していた 、キャタピラーは水仙十字結社の元メンバー、セイモアはによって作られた犬型のマシナリーで、を探していた。象限には、以下のような謎解きの石板が置いてあった。「ここは霊魂の象限、霊魂の廟、霊魂の間」…「永遠の眠りにもつきそい」…「一瞬で生まれ、何時も相いれず、絶対に離れることはない」…「現世の至宝」この謎解きは、数百年前の古典小説の引用だった。「私は交錯した一瞬の視線の中で生まれ、追いかける人を背に駆けだした。」「…あらゆる骨肉と内臓を断ち切っても、骨の髄まであなたを想い、同じ床につく。」すなわち、この答えは「愛」であった。旅人一行は、この象限で水仙十字聖剣を作る材料を探した。水仙十字結社は地下の国と古代フォンテーヌの神秘主義哲学によって、物質世界に必要な四種類の架空物質を再現した。これらの架空物質を含む神秘的なものは、体験によってのみ作用し、元素力以上に普通の枠にはまらないものだと言える。そうして世界には「記憶」、「願い」、「霊魂」、「人格」という四種のが現れた。水仙十字結社の神秘主義哲学では、聖剣はすべてを切り開く「理性」だ。これは完璧なる人の意志から生まれる必要がある。レムリアの金色の劇団の記録からも、これと似た考えが読み取れる。金色の劇団の調律師たちは、実体と徴体は重要ではなく、質体こそが物事の本質を決める鍵だと考えた。彼らは、神を必要としない人間だけの楽章を奏でるための物は、意味を与えられたものであれば、弦でも剣でも何でもよいと考えていた。これが、レムリア人にとっては調律師ユーレゲティアを記念した剣であり、水仙十字結社にとっては水仙十字聖剣だったと考えられる。結社はこの理性の水仙十字聖剣を使って、人々の意志を切り離した。レムリア人が魂を分離して朽ちない体に入れたのと同じように、結社は意志の分離によって肉体の束縛から逃れようとした。旅人は冒険の中で水仙十字聖剣を手にし、のもとに向かった。は、セイモアの主人のと、水仙十字結社の赤の女王の意識が融合した存在だ。は四百年以上前にと水仙十字結社との戦いで生まれた。戦いの中で瀕死となったをが抱き締め、二人の意識は融合した。旅人たちは、聖剣を使って二人の人格を分離しようとした。水仙十字結社の生き残りのも、水仙十字聖剣を手に入れようと考えていた。彼はイプシシマスの塔で、フォンテーヌ全体、ひいては大陸、星全体の人間の意識を、ナルツィッセンクロイツ自身と融合させようとしていた。ジェイコブは旅人たちより先んじて、象限から霊魂のピースを奪った。「霊魂の象限」の中には、啓示の書の「本の中の世界」に繋がる「謎鏡」がある。啓示の書はルネによって製本された。この本は、ルネが予見した世界の景色を他人に共有するためのもので、ミントでさえ育つことのできない世界が具現化されていた。旅人とパイモンは、エリナスにある啓示の書そのものを通して、初めてこの世界に入った。メリュシー村に住むは啓示の書を解明しようとしており、当初は本の中の世界を、鳥や花の歌声が聞こえる美しい花畑のような場所と表現していた。旅人が六つの全ての謎鏡を通り抜けると、カノティラもこの世界の恐ろしい姿を目の当たりにした。イースト・オトンヌキの北東の海岸近くにの看護師長の「先生」の墓がある。数百年前、診察を受ける子供たちは、この旅医者を「魔女婆さん」と呼んでいた。「先生」はのシグウィンにさまざまな薬の調合方法を教え、怖い話で子供たちに薬を飲ませる技術も教えた。あるとき、シグウィンは人間の女の子の友達ができた。その女の子が急病を患ってしまい、手遅れになる前に駆けつけることができた医療従事者はシグウィンだけ。にもかかわらず、女の子の両親はシグウィンがメリュジーヌだからという理由で彼女の診察を拒んだ。その少し前、「先生」は人体を溶解させる奇病に出会った。(この病気は「フォンテーヌ人はもともとであり、その身体は原始胎海の水に溶ける」という性質を指している。)「先生」は自分を実験台にして自らを死の淵へ追いやっても、奇病を治す方法は見つけられなかった。しかし、ただ一つ、新しい発見があった――その液体をある特定の素材と合わせると、フォンテーヌ人にしか効かない変貌薬が出来て、その薬を使えば、フォンテーヌ人はどんな姿にも変身することができるというのだ。「先生」は、シグウィンが診察を断られた話を聞くまで、この発見を無意味な発見だと思っていた。しかし、メリュジーヌの体質ならある程度この変貌薬の恩恵を受けることができるかもしれないと考えた。変貌薬に最も重要な成分は、フォンテーヌ人が溶けた後に残る液体であった。「先生」は自らを犠牲にして、シグウィンのために変貌薬を作り、別れも告げずに姿を消した。シグウィンはこの変貌薬が出来上がった経緯を何も知らず、「先生」の遺したメモ通りに薬を使うと、今の人間に似た新しい姿となり、友達の女の子の診察を行った。それから数百年が経ち、かの大洪水がフォンテーヌ人が背負うすべての罪を洗い流すと、シグウィンは封のされたガラスビンの中で数百年間眠っていた一通の手紙を取り出した。手紙を読んで、「先生」がシグウィンを助けるために自らを犠牲にした事実を知る。その後、テイワットに残る最後の変貌薬の一本を、旅人たちと共に「先生」の墓で処分した。このサブエリアでは世界任務が発生する。関連項目:カリュブディス蛮族や水中の無学無識な生き物とは異なり、我らのあらゆる力は我らの意志により生じる。意志は我らと至尊の神が共に持つものであり、肉体は我らと野蛮な獣が共に持つものである。真にその英知を活かせる人なら、肉体の束縛を捨て去って、意志に命令を下し、残った者を従わせることができよう。「神俗の遺音」第五楽章、第三小節より。カリュブディス砦跡は、イースト・オトンヌキの東側にある島で、ここの地下には願いの象限がある。願いの象限の中には「誰かの日誌」がある。この日誌から、は過去にある建設プロジェクト(願いの象限か、後述のイプシシマスの塔と推測される)を計画していた。このプロジェクトは、パレ・メルモニアの確認を経ており、ファントムハンターが警備担当となっていたため、当時はまだ過激派組織として認定されていなかったと推測される。建設中、マスターのの長期不在を機に、徐々に結社のメンバー内で意見の相違が起こり始めた。この日誌の著者はから、マスターは星象や源火に関係する「大いなる秘儀」を行っている最中だと聞いた。ジェイコブは、高度な集中力を保ち、外界から遮断する必要があると説明した。実際のところ、ナルツィッセンクロイツは世界からの超越を実現するための実験を行い、肉体を失っていたと考えられる。ジェイコブはナルツィッセンクロイツを復活させるために、長い間実験を進めた。水仙十字聖剣との性質、最後にが過去に贈った懐中時計を使い、ナルツィッセンクロイツは復活を果たす。ジェイコブとナルツィッセンクロイツは、過去に亡くなったカーターの一部をヒルチャールの体に移し、が生まれたと考えられる。、旅人とパイモンが願いの象限に訪れると、ここにも謎解きの石板があった。「ここは願いの象限。願いの広間、願いの間。」「何時も相いれず」…「一瞬で生まれ、永遠の眠りにもつきそい、離れることなく」…「罪咎に染まるもの」…フォンテーヌ人は「罪人」、「原罪に染まった」命であるため、この謎の答えは「命」だった。ここで水仙十字聖剣を作る材料を探したが、これもジェイコブによって先に持ち去られていた。もし水が失われたら、如何にして水を生み出すのだろう。もし木が土から離れたら、何処に根を下ろすのだろう。石と金属を打つこの音が如何に鳴り響こうとも、水と土がなければ、人は生きてゆけない。「神俗の遺音」第九楽章、第三十七小節より。カリュブディス砦跡の北西の小島の地下には、記憶の象限がある。この入り口にも謎解きの石板があった。「ここは記憶の象限、記憶の広間、記憶の間」。「一瞬で生まれ」…「何時も相いれず、永遠の眠りにもつきそい、絶対に離れることはない」…「烈火も燃やせぬもの」…光が現れた瞬間、影も生まれるため、答えは「影」だった。ここでもジェイコブに先を越されて、聖剣の材料は持ち去られていた。記憶の象限と繋がる別の通路を進むと、モッソ博士の研究基地がある。彼は嘘発見器のを開発した科学者で、三十年前に決闘裁判で死亡した。カーブはかつて、この実験室で自らを犠牲にして、旅人、パイモンを救った。カリュブディス砦跡の西、水中にはの隠れ家がある。ナッカーはの中央実験室跡地からアルケウム動力コアを盗んで逃亡した。彼はアルケウム動力コアとフィールド生成装置を連動させて、誰よりも偉大な運動エネルギーのエンジニアになろうとしていた。特別調査員としてが雇われ、彼女と旅人の協力でナッカーは発見されに送られた。このサブエリアでは以下の世界任務が発生する。関連項目:イプシシマスの塔モルテ地区の中心には、かつてが設計した塔の廃墟が立っていた。かつて、この塔に水仙十字結社がつけた名前は「イプシシマスの塔」。その後、「ゲシュタル塔」という名になった。とは水仙十字結社が違法な過激派組織であり、犯罪勢力だと認める声明に署名を行った。その後、この塔は廃墟となった。「イプシシマスの塔」は古代の古国から由来した概念で、世界を統治し、世界を維持し、世界を滅ぼす強い自我を表現するのに使われていた。この塔は水仙十字結社により設計され、人間の魂の進化と、世界の無限の謎を表している。水仙十字結社は、人間は一つ一つの輪廻を重ねる度に、完璧になっていくものだと信じている。今までの輪廻はヒュペルボレイア、ナタランティアン、レムリア、そして半分まで進んでいるである。ゲシュタル塔は密合の契印と深く関わっており、四象限はこの塔を基準に位置が特定される。この塔は、結社にとって目的達成のために重要な意味を持っていたが、結社も無くなり、塔も廃墟となってしまった。結社のマスターであるは塔の下の原始胎海に封印され、だけが友人の復活と新世界での再会を夢見ていた。おお、レムスよ、大楽章の演奏者、世界の王よ。そなたの音楽は全天を巡り、全土に響き渡らん。シビラの金蜂が警告を発すとき、慈悲深き至尊者は、我らに永遠の命を与えたもう。この聖なる時を告げ、とこしえに記憶され、礼讃されるべし。「第三頌歌」第五楽章、第一小節より。サブエリアの南には、最後の象限、人格の象限がある。ここの碑文には以下の文言が刻まれていた。「絶対に離れることはなく」…「一瞬で生まれ、何時も相いれず、永遠の眠りにもつきそう」…「原初の一滴」伝説によるとは先代水神の最初の涙だという。また、大地の最初の涙は、最初の純水精霊が人間を理解したときに流したものだと言われている。はこの謎を解き、答えが「純水精霊」だと突き止めた。この象限には最後のピースがあった。旅人が人格を手にすると、の罠によってイプシシマスの塔まで強制移動させられた。イプシシマスの塔は、かつて水仙十字結社の拠点だった。この拠点には、ルネがかつて研究を行っていたの本を閲覧することで移動することもできる。部屋の天井には巨大な終末時計が設置されており、「世界式」で計算された世界の滅亡の日をカウントダウンしていた。、アン、旅人がジェイコブの罠でここに来たとき、時計の針は0時を指した。それと同時に針は地面に落ち、真下のジェイコブごと床を突き破った。ジェイコブは最後まで、水仙十字結社とルネのために行動した。イプシシマスの塔のために、結社は特殊な鍵を三つ設計した。これらの鍵を組み合わせると、三重の輪にアーチが付いた特異な形状になる。最も内側の輪はヒュペルボレイアの輪として知られ、世界が氷に覆われた時代と、失われた楽園を象徴している。真ん中の輪はナタランティアンの輪として知られ、悪龍を打ち倒すことを象徴している。また、人類が自然に勝利し、人間性が自らの内なる獣性を乗り越えることを示している。第三の輪と最も外側の半輪はレムリアとクラウンアーリヤの輪を表しており、人間と神との関係を象徴する。水仙十字結社では、人間の精神は、失楽園、悪龍打倒、原罪と洗礼を経て、そして最後は神から自由を得ると考えていた。四百年以上前、あるときが姿を消し、結社のメンバーが行方を心配し始めた。メンバーのレヴォ夫人の占いでは、ナルツィッセンクロイツは依然として健康で、イプシシマスの塔のある場所にいることが示された。しかし、依然としてナルツィッセンクロイツは姿を現さず、結社内で不和を生み、一部のメンバーは「未来に失望した」というメモを残して結社を脱退した。その後、別のメンバーの占いの結果では、先立って結社を脱退した人たちは、依然として塔のある場所にいることが示された。これは、以下の記述より、ジェイコブに溶かされてしまったと推測できる。…しかしこの思いつきはまず他の人間で実験しなければならない。だがそれが意味するところは……他の方法はないのかもしれない。他に出口が見つからない…………最近、密かに話し合っている人たちがいると報告を受けた…何とかして手を打たないと…我々の研究に貢献するということにしよう。結局彼らもルネに忠実で、敵ではない。これらの知識はルネを助けるのに役立ち、ルネにとっても役に立つだろう…ナルツィッセンクロイツは、塔の地下と繋がる「とある小宇宙の始まり」という地に居た。ルネからナルツィッセンクロイツになった後、彼は自らの失敗を覚えておらず、水を通して生まれ変わる試みは成功したと考えていた。「すべてが明らかになった。無意味な障害は完全に消えた。」彼は新しい体を手に入れ、とジェイコブをの遺骸に送った。彼自身は、本当の計画を実行するため「とある小宇宙の始まり」に留まった。塔の中には、啓示の書の世界に通じる最後の謎鏡がある。モルテ地区のあらゆる場所に、水仙十字結社のスポンサーかつ研究者のサー・エリファスの携わった可動装置が存在する。などがそれにあたる。イプシシマスの塔付近で、濁水幻霊の姿の「エリファス」という魔物が登場する点から、サー・エリファスも水仙十字結社によって溶かされた人物の一人と推測される。あるとき、の、は「十字鈴蘭学会」が残した宝を探していた。彼らは水の中の探索し、ユーヴィルの宿敵と戦って弱っていた。旅人は、弱っているユーヴィルとナディアと遭遇し、ユーヴィルをラスティ・ラダーに連れて行って休ませた。話をしていると、ユーヴィルは頭をケガして物忘れがひどくなってしまった「博識のナディア」の治療費のために、宝探しをしていた。十字鈴蘭学会の財宝は作り話であることが分かり、ユーヴィルは宝探しを続けながらも、ルミドゥースハーバーで真面目に働いている。イプシシマスの塔の北東の水中には、かつて公衆浴場として使われていた古代の遺跡が存在する。この遺跡にはレムリアの秘宝、すなわち感覚を刺激し、精神を活性化させる強力な薬物が隠されているという伝説がある。神王の時代、レムリア人は戦士の本能的な欲求を満たし、百倍の勇気をもって戦場に向かったとされる。その秘宝は、からレムリア人が抽出した物質だった。時が経ち、はルエトワールからルミリネという薬剤を合成した。これは神経の働きが落ちてしまった人の治療に使われる予定だったが、繰り返し使用すると精神を侵し、神経を傷つけるリスクがあるため、すぐに警察隊が使用を厳しく制限した。遺跡には調律師の命により、レムリアに帰化したフォンテーヌの兵士たちへの哀悼の意を示す碑文が遺されている。「…大調律師…の命により、最も尊ぶべき、聖なる至善の音律に従って、帰化せし蛮族の兵士を追悼すべくここに…を建てる…彼らは蛮族でありながら、紛れもなき戦士であった。」浴場の入口はプクプク獣の歌で解除できる封印が施されている。プクプク獣に餌を与えることで歌わせることができる。遺跡の奥には、かつてレムリアの秘宝を発見した冒険者たちの古い拠点がある。ゲシュタルトの塔付近の水中にはと仲間が残した宝の地図がある。その宝のうち二つはカリュブディス砦の遺跡で見つけられる。このサブエリアでは以下の世界任務が発生する。関連項目:

背景知識

問題メリュジーヌと解決ロボある日、スチームバード新聞社のシンボルのサー・アーサーがフォンテーヌ廷にて行方不明になった。のエージェントを名乗るが捜査に乗り出した。後に判明するが、彼女は「エージェント」ではなく「物証管理員」であった。彼女は捜査助手として嘘発見器のを連れていた。旅人とパイモンは、容疑者のユンカーとトゥローザの口論の場に通りがかり、から依頼を受けて捜査に加わった。共に証拠を集め、数人の容疑者を見つけたが、ほとんどの者が無実だった。しかし、捜査の結果、サー・アーサーの誘拐と、カーブにつながりがあることが分かった。三十年前に亡くなったモッソ・ランボロッソというの科学者は、嘘発見器のカーブを制作した。彼は、嘘発見機能の正確性を担保するための規則をカーブのコア内に書き残した。これは「モッソ協定」と呼ばれ、どんな問いかけにも本当のことを答えなければならないため、嘘をつけないというものだ。モッソ博士の本当の目的は、嘘を理解し、人間を理解することで人間になれる——そんなロボットを作ることだった。だから博士は、絶対に嘘をつけない協定を作った。いつかカーブが人間のように嘘をつくことを覚えたら、それはカーブが機械の限界を超えて、人のような感情を持ったということを意味するからだ。モッソ博士の嘘発見器が公開されて間もない頃、スチームバード新聞社が次々とニュースを報じ、すぐに世間の注目を浴びた。『モッソ博士インタビュー:嘘の中にあるもの』『モッソ協定:警戒を要する規則』『嘘発見器?権力のゲーム』こういった特集ニュースの中で、新聞社は多くの疑問を投げかけた。人々は次第に、モッソ博士に対して批判的になった。例えば、裁判にて容疑者が嘘をついていないのに、カーブが「嘘をついている」と言ったらどうなるのか?という不安を覚えた。他にも、嘘発見器の結果の信頼性をどうやって保証するのか、という不安を感じる者も居た。批判的な人々は、モッソ博士は他人を裁く権力を手に入れたいがために社会を騙したと考えて、博士を厳罰に処し、嘘発見器を破壊することを求めた。ちょうどその頃、スチームバード新聞社はモッソ博士の偽造の証拠を暴露し、博士は有罪となった。しかし、博士は当然それを認めず、自己弁護の決闘の中で命を落とした。旅人達はトゥローザと共に捜査を進め、モッソ博士の研究基地に辿り着いた。基地に落ちていた記録から、三十年前のスチームバード新聞社による特集記事は、実際はモッソ博士から出すように求めたものだと判明した。博士は、次のステップにどうしても進みたいのに、嘘発見器に学習させられるデータが切れてしまったため、世論からデータを得ようとした。世論の「常に変化し、発展していく動き」によって、機械はきっと嘘に対しての理解や分析をさらに深め、ついには機械の限界を突破してくれると考えた。審判の前に、モッソ博士は、何度もカーブのコアにある「モッソ協定」に関するデータに実用的な意味のない改変を行い、人々を欺くのに充分な痕跡を残した。嘘発見器には嘘発見能力はなく、すべての検査結果はモッソが裏で操作していると思わせるためのものだ。これらが博士を有罪たらしめた証拠で、博士自らスチームバード新聞社に渡したのだ。こうしてカーブは、人々から「偽造された役立たずの機械」に過ぎないと考えられ、証拠としてマレショーセ・ファントムに押収・保管された。その三十年後、編集者のユンカーはファデュイの(本名はボラール)から、三十年前に新聞社がひどい過ちを犯して、天才科学者を死なせていた事実を知った。ユンカーは、人々がモッソ博士を裁いたように、新聞社を裁くべきだと考えた。世論が新聞社を裁き始めれば、ユーフラシア編集長は厄介事に巻き込まれ、そこにつけ込んでスチームバード新聞社を乗っ取ろうとした。ユンカーは、ボラールの上司のとある執行官と取引をしており、モッソ博士の遺産を探す代わりに、スチームバード新聞社を乗っ取る協力を仰いだ。ユンカーは、旅人たちが新聞社の前で基地の住所について話しているところを盗み聞きし、ファデュイと共にモルテ地区の基地まで追ってきた。ユンカーは基地の自爆システムについての手記を手に入れ、旅人たちを閉じ込めて起動した。壁を破壊することも、扉を強制的に開けることも出来なかった。カーブは皆の生存率を計算したが、結果は芳しくなかった。その後、カーブは自身のコアモジュールを取り出して、基地の操作台にセットすることで、緊急対応室のドアを開け、その先には自爆システムを止めるスイッチがあると語った。しかし、ドアは開いたものの、緊急対応室は存在せず、スイッチも無かった。カーブは、皆が自分を置き去りにするはずがないと分かっていたため、嘘をついて旅人とパイモンとトゥローザだけをドアの外に逃がしたのだ。旅人達が基地から外に出るとすぐに、爆発が起こり、基地全体が水没してしまった。爆発によってカーブの行方は分からなくなった。カーブは、ついにモッソ博士の「モッソ協定」を破り、モッソ博士の本当の目的——嘘を理解し、人間を理解するロボットを作る——を果たした。その後、ユンカーに協力した執行官は、旅人たちに詫びて敵対する意思はない旨の紙切れを残し、引き続きカーブの残骸を探しているようだ。知能を有する機械に興味を持つその執行官が誰なのか、現時点では謎である。目標:嘘発見器の残骸を回収せよ。損壊の程度は問わない。フォンテーヌよりも先駆けて行動しなければならない。関連項目:水仙十字結社ルネ・ド・ペトリコールが、自ら導き出した世界式と呼ばれる計算式と、のフォルトゥナを比較したときから、彼の目標はフォンテーヌの終末の災禍に対抗することとなった。より、彼はペトリコールの遺跡を探索し、フォンテーヌ人の起源(が原始胎海の力を使ってから疑似的人類を生み出した)を発見したと推測される。そこから、人々が一つになり、世界の滅亡に対抗する考えを思いついたと推測される。彼は、黄金の劇団が残した魔法の術式「密合の契印」を使用するため、フォンテーヌの重要な場所を特定しようとしていた。レムリアの時代、意志が肉体を完全に制御できるのは、人間の徳性が完璧な状態であり、神を除けばごく少数の人間しかこの状態に近づけないと考えられていた。徳性の劣化に伴い、次第に意志が肉体に縛られていき、最終的には意志が滅び、人間も完全に身体の奴隷に成り下がった。レムリアの精神に対する研究と区別は高度で、大体は記憶、願い、魂と人格に分けられているが、精神の質については非常に複雑な区分がある。その中で、神に近いといえる、自由で完璧な状態に達したものは「真実の意志」と呼ばれる。ルネは、古代人はこうした精密な研究のもと、人の意志を引き離すことで、肉体の超越を実現したのかもしれないと考えた。このようなレムリアの知識から、ルネは人の意志を切り離すことが、滅亡への対抗手段となりうると考えたと推測される。は不朽なる石と原始の水から抽出されたイコルを組み合わせてレムリア人を魔像にしたが、ルネは人々の意志を溶かし、自身と融合させることで滅亡に対抗しようとした。実際に、彼とはで水仙十字の聖剣を使い、自我と意志を切り離す儀式を行っていた。…自我を切り離すことは死を意味せず、死より前に死ぬことを意味する。故に限りのある命を持たぬことによって、永遠を手にするのだ。これは非常に重要な方法であり、迂闊に神の目を獲得してしまうことを事前に防ぐことが可能だ。神の目を手にすることは即ち、己のことを世界の「運命」――いわゆる「ヘイマルメネー」に売り渡すことを意味し、正しい道を歩むことができなくなる行為である…によると、四象限の改造が完成に近づいたとき、ルネは世界の滅亡を止めるためにリスクを冒した。無駄な人格を取り除き、水を通して自分を再認識し、水を通して生まれ変わろうとした。しかし、ルネは生まれ変わることができず危機的状態になったと推測され、その後ジェイコブは一部の人格を無事に再抽出し、象限内に保存した。ジェイコブは、ルネを助けるだけでなく、何とかしてルネの状態を隠し、結社が崩壊しないように行動した。多くの思いつきと実験を行ったが、芳しくない結果が続いた。しかし、最終的に、ルネの新しい体を作ることに成功した。これには、カーターの残留物と、から贈られた懐中時計が使われた。この懐中時計は、ジェイコブとルネの過ごしたすべての時間を経験しているため、ルネの形体を築く土台となった。そしてルネはとして復活を遂げた。によると、彼は自身の失敗を覚えておらず、試みは成功したと考えていたようだ。ジェイコブは復活したナルツィッセンクロイツに大きな期待を寄せ、決別したアランとマリアンについても考えていた。彼は我々の理想の水仙十字になるだろう。彼は足を踏み出し、太陽のほうを向いて細長い影を落としつつ、再び私の遥か前を歩くだろう。彼は私たちを率いて未来を創造する。未来には、アランとアンの席があるだろう。それから数百年が経ち、予言が実現し始めると、ジェイコブは聖剣を再び作り、「密合の契印」を逆行させ、原始胎海を解放しようとした。ジェイコブは、「とある小宇宙の始まり」に居るナルツィッセンクロイツが封印を突破し、生命の源を掌握することを期待した。彼は封印を突破し、生命の源を掌握する。極めて純粋な生命の水は彼の蘇生とともに世界を呑み込み——そうして新たな宇宙が誕生するだろう。あらゆる霊魂は永遠に保存される。意志の剣は海に沈み、正統な主の手に。我々全員が一つになれば、世界の滅亡に対抗できる力を獲得できる。旅人が罠によってゲシュタル塔に誘い込まれた後、旅人はジェイコブと戦い、打ち勝った。終末時計の針が地面に落ち、真下のジェイコブごと床を突き破った。旅人、パイモン、アンは塔の下に進み、ナルツィッセンクロイツと対峙した。旅人とナルツィッセンクロイツはそこで最終決戦を迎えた。ナルツィッセンクロイツは、旅人達が救世を阻止する理由を理解できなかった。「なぜ、なぜこうなる?なぜ、なぜ君たちはこんなことをする!!!新たな世界は誕生できない。一人残らず、殻の夢の中で死んでしまう!」ナルツィッセンクロイツは敗北した後、世界式の最初の入力値に変動について認めた。その変動は、テイワットの外から来た「変数」である旅人のことであった。世界の滅亡の心配は無いことを知ったナルツィッセンクロイツの心には、「水仙の勇者がまだ旅に出ていなかった頃」に戻りたいという渇望だけが残った。彼は、原始胎海を去り、再び封印することに同意した。関連項目:レムリアの秘宝フォンテーヌ廷で有名なドゥボールレストランを開業したモデストとサヴェリは、各地を旅しながらレシピを開発していた。ある時、の時代に建てられた公衆浴場の海底遺跡を訪れ、調味料「レムリアの秘宝」を発見した。彼らはこの秘法を使って「ドゥボールケーキ」を作り上げ、後に伝説となる一品を生み出した。秘宝の供給量が限られていたため、ケーキは毎日十六個しか作られなかったが、この限定販売が逆に爆発的な人気を呼んだ。特にモデストは「百年に一人の天才」と称賛されたが、何度も異議を唱えたサヴェリは無能・凡人のレッテルを貼られてしまった。モデストは何度もサヴェリを慰めたが、「あいつの隣に立つ資格がない」と一番感じていたのはサヴェリ自身だった。モデストには新しい仲間や仕事ができ、徐々に会話が減り、会う機会も少なくなっていった。サヴェリは、「もしモデストに劣らない作品を作れるようになれば、胸を張って彼の前に立てるだろうか」と考え、いつか馬鹿げたプライドを捨てて、「また一緒にくだらない冒険でもしないか」と笑顔で聞ける日を夢見た。しかしそれは、永遠に叶わなかった。時が経ち、周囲は気づかなかったが、モデストだけはドゥボールケーキの味が変わったと確信した。完璧を追い求める彼は、ほんのわずかな欠点さえも受け入れられなかった。即座に販売停止し、厨房に閉じこもって昼夜研究を続けたが、何度作り直しても元の味からは遠ざかるばかりだった。コーヒーの苦味すら分からなくなった時、彼はようやく気づいた。変わったのはケーキではなく、自分の味覚だということに。レムリアの秘宝は、レムリア人がルエトワールから抽出したルミリネという物質だった。人々に最高の体験を与え、感覚を刺激し、精神を活性化させるが、同時に知覚を徐々に奪っていく。肉体を重荷としか見なさなかったレムリア人は気に留めなかったが、料理人にとっては致命的だった。その事実に気づいた時には既に手遅れだった。天才と称えられたモデストは味覚を永遠に失い、絶望の果てに自ら命を絶った。疎遠となっていたサヴェリは止めることも諭すこともできず、最後の別れすら告げられなかった。モデストの死後、嫉妬に狂ったサヴェリが殺したという噂が立ったが、サヴェリは沈黙を貫いた。ドゥボールレストランは低迷し、数卓のテーブルだけで細々と商売をするようになった。しかし、「科学料理」の創始者が「ドゥボールケーキ」を新たに作り直し、ホテルを再び繁栄へと導いた。サヴェリの遺した手記は、モデストの子孫であるモニカの手に渡った。モニカはレムリアの秘宝を「未知の薬物」として捉え、金儲けを企んだ。二人の冒険日誌をかき集め、海底遺跡の場所を突き止めたが、そこにあったのは空っぽの容器だけだった。モデストは生前サヴェリに遺書を宛て、全ての事実を語っていた。しかし、サヴェリは事実が明るみに出ることで、世間の人々がモデストという天才と二人が築き上げてきたすべてに与える評価を恐れ、情報を隠蔽し、レムリアの秘宝の存在を葬り去った。モニカは空の容器を怒りに任せて叩き割った。そして崩れゆく海底遺跡に取り残されてしまった。後日、号外で彼女の破壊した容器は完全な状態なら一億モラは下らない価値があると報じられた。関連任務:関連項目:

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出典: HoYoWiki (HoYoverse)

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