エリニュス山林地区
地域
世界百科
エリニュス山林地区は、有名スポットであるルキナの泉の東部に位置する。「近づいてはいけない場所」とされており、あまり足を踏み入れる人はいないという。
ステータス
名称: エリニュス山林地区 · 種別: エリア · 地域: フォンテーヌ · 実装バージョン: 4.2
サブエリア
霧の霧のを進むと、水色の木と、が見つかる不思議な祭壇がある。祭壇近くのギミックを解くと「はぐれ精霊」のと出会うことができる。パシーフはエリニュス島を守っており、かつて旅人たちは手を貸した。また、を六個集めてパシーフに渡すと、報酬を獲得できる。エリニュス島の南側の海岸沿いには、船の形をした酒場「ザ・ラスティ・ラダー」がある。その船には大砲があり、二等航海士ペルマンジェの三つの質問に答えると使用できる。この大砲を打つと、隠された地下トンネルが現れ、「水と土の目」に行くことが出来る。この酒場の操舵手かつオーナーはである。モルテ地区の強大な原海アベラントを撃退し、その体から得られる大きな結晶は、ピトに最大三回まで20,000モラで買い取ってもらえる。ピトはかつて、多くの人たちの「人生」を管理し、変えてきた。自ら深海に潜り込む人たちにとって、ピトは唯一頼れる「操舵手」であった。また、ピトは七聖召喚の協会認定プレイヤーでもあり、酒の選び方などについて客と話したりするほか、さまざまなゲームに付き合ってくれる。その一つが、七聖召喚だ。酒場のオーナーとして、客に負ければ食事代をチャラにしなければならないというリスクがあるため、彼はかなり七聖召喚の技術を磨いているようだ。この酒場の常連に、コヴァルトという酔っ払いが居る。彼はかつてルミドゥースハーバーのショシベルの手下であったが、彼を裏切った。最終的にコヴァルトはからアルケウム動力コアを盗んだに加担することになる。酒場には他にも二人の七聖召喚の協会認定プレイヤーが居る。その二人はとだ。ラセリンは、ザ・ラスティ・ラダーの一等航海士で、数多くの客と対戦した経験があるらしい。彼女は落ち着いた様子で様々なプレイヤーからの攻撃に立ち向かっていく。しかし、カードゲームはあくまで切り口に過ぎない。彼女にかかれば、卓上の話題はいつも「美酒」に持っていかれるのだ。ショヌーは長年独占記事を追い求めている記者だ。独占記事はそうあるものではないため、彼は自分でいくつかの独占記事を作り出した。例えば特殊なプレイヤー同士の対決などである。彼の記事に登場するプレイヤーを知る読者は多くないが、それでも行動資金と酒代を少しは稼げるので、何もないよりはマシだ。ザ・ラスティ・ラダーの北側には元フォンテーヌ科学院の上級技術官であるの隠れ家がある。エドウィンは中央実験室の爆発事故で行方不明になり、多くの人がその事故で亡くなったと考えた。同時に、その爆発事故の原因はエドウィンにあるとされていた。ナッカーがアルケウム動力コアを盗んだ際に、科学院は特別調査員としてを雇った。アルケウム動力コアはプロトタイプであり、不安定でいつ制御不能になってもおかしくないため、ナッカーから取り戻すことは当面の急務であった。調査によってアルケウムのエネルギーの痕跡が残る建物を発見すると、ナッカーが居るはずという期待に反して、そこはエドウィンの隠れ家だった。エドウィンはナッカーの居場所を知っており、その場所を仄めかした。エドウィン自身は、最初の爆発事故の自身の責任について、爆発の際に科学院に居なかったと主張し、研究を継続しようと考えていた。フュシリエは特別調査員としてナッカーとエドウィン共に処罰を与えるため、科学院に連行し、その後二人はに送られた。ザ・ラスティ・ラダーの付近には、と母親でファデュイのマドレーナの隠れ家がある。スチームバード新聞社のが行方不明になったとき、ケヴィンは容疑者の一人となった。ケヴィン自身は無実であることが分かったが、父親でファデュイの(コードネームはボラール)は、事件に関与していた。事件は最後には解決し、ボランドはケヴィンとマドレーナと再会し、引っ越しの準備を進めた。ザ・ラスティ・ラダーの東側にはの臨時拠点があり、かつて彼はここで画商ジュリア・ドストレのために、オーダーメイドのおもちゃ「トルクシー」を作った。臨時拠点の北にはジュリア夫人の家があり、彼女はフォンテーヌ廷からここに移り住んだ。臨時拠点のテントには開発日誌が置いてあり、「トルクシー」に言語出力モジュールの増設を試みた旨の記載があった。この言語出力モジュールは、の旧式暗号化信号コードが利用されており、潜水用ヘルメットの翻訳モジュールがこれに対応している。しかし、この増設は工数を鑑みて途中で諦めた。その結果、「トルクシー」は信号コードの出力は出来るが、人が分かる言語ではないため、「トルクシー」の話を理解するためには潜水用ヘルメットを被るしかなかった。霧の幽林道の西には、という少女が、のナナと、のドン・シラノと共に住んでいた。ペニーの両親のパーカー(妻)とバロー(夫)は旅をしていたため、最も親しい友達のにペニーは預けられた。ナナは過去にフォンテーヌ廷で暮らしており、元々の飼い主はであった。ナナはオータムと暮らしていた頃、睡眠、三食の食事、お茶会、舞踏会、散歩、デートなど、状況に応じていつも必ず違うスカートとネックレスに着替えていた。ドン・シラノはペニーによると、執律庭に指名手配されている。数年前、シラノがルージュやザ・ラスティ・ラダーに居るフリーマンと冒険をしていた時、仇が雇った手先にポワソン町まで追われ、そこで食べ物も尽きてしまった。その手先達を振り切ることもできなかったその時、彼らを助けるためにシラノが単騎で突進し、三人の悪者を一気に撃退した。ペニー本人は、大人になるべきか子どものままでいるべきか、岐路に立たされていた。三十六回も討論し、大人になるメリットとデメリットをすべてリストアップしても、まだ答えは出なかった。旅人とパイモンの助けにより、ペニーは冒険者として旅に出ることを決意した。旅人は、成長のお祝いに、冒険者協会への推薦状を書いた。ペニーの家の近くには、サー・アーサーの失踪のもう一人の容疑者の隠れ家がある。ロシェは、嘘発見器のカーブを開発したの科学者モッソ博士の孫娘、メロ・ランボロッソの夫である。ロシェは「エレガント食器商会」という詐欺集団に騙され、借金返済のために金目の物を質に入れた。その際に、義祖父の形見まで質に入れてしまい、家を追い出され、借金取りの達から身を隠していた。最終的にケヴィンと同様にロシェは無実だと判明した。このサブエリアでは、以下の世界任務が発生する。 関連項目:のウィーピングウィローザ・ラスティ・ラダーの北側には巨大なウィーピングウィロー(しだれ柳)があり、その根はエリニュス島の水脈の中心である。しかし、その根は「樹の根を喰らう忌々しき腫瘤」によって穢されていた。柳は枯れたように見え、葉は黄色くなり、湖の水は濁っていた。旅の中でと旅人が柳の根から穢れを取り除いたことで、柳と湖は元の姿を取り戻した。また、湖の中にはが見つかる祭壇があり、根の穢れを浄化するためには、この涙の鍵を三つ集める必要があった。柳の根がある水中の洞窟は、オートクレールという名である。これはエリニュスがかつて所有していたとされる、高潔な光り輝く剣の名前と一致している。伝説によると、エリニュスは旅の終わりを認めてくれた衆の水の女主人に感謝し、生き残った純水騎士達が引き続きエゲリアと未来の国に忠義を誓うことを約束した。また、エリニュス自身はある気高い楽師に随行し、影を狩り、正義を執行することを告げた。そしてエリニュスは、自身の罪を告白し、自己追放と苦行によって罪を償おうとした。エリニュスはエゲリアにそう告げると、手にした光り輝く剣を湖に放り込んだ。エリニュスは剣を湖に二度放り込んだが、剣は沈むことなく漂い、岸辺に戻った。三度目放り込んだ際に、ようやく剣は音を立てずに沈み、跡形もなく消えた。その後、彼女は始終付き従っていた精霊と共に立ち去り、以降この世でその姿を見た者はいないという。また、エゲリアは最後の贈り物として湖のように澄み切った清らかな花、を贈ったという。現在でも、には旅立つ人のために鈴蘭を摘んで贈る風習が残っている。その行く先の道が澄んだ水面のように穏やかであること、そして大切な人がこの涼しげな微かな光に導かれ、再び自分の元へと戻ってくることを願うのである。湖中のウィーピングウィローの東で、旅人とパイモンはの後見人であると出会った。彼とその仲間たちは、この世界は不平等に満ちていて、過度な貧困と行き過ぎた貪欲さが存在してると考えていた。そして、一部の人たちが落ちぶれて苦しむのは、自分の力だけでは乗り越えがたい状況に陥ったからであり、そういう人たちに少しでも手を差し伸べたいと考えていた。彼は彼なりの正義を信じ、同じ志を持つ仲間たちと団結した。その仲間にはリアム、ロッキー・アヴィルドセン、、、パーカー、バロー、フリーマンという人物たちが居た。この世界は不平等に満ちていて、過度な貧困と行き過ぎた貪欲さが存在してる。そのすべてが完全に拭い去られる日が来るまで、彼らはずっと最も愛するフォンテーヌの地を彷徨うだろう。このサブエリアでは、以下の世界任務が発生する。関連項目:ウラニア湖ウィーピングウィローの根が穢れに汚染されているとき、同様にウラニア湖の水も汚染されてしまった。湖の周辺には強い風が吹き、湖を通り抜けることが出来なくなってしまった。旅の中でと旅人が湖の中の穢れを取り除いたことでその風は止んだ。ウィーピングウィローの根の穢れを取り除いた後、パシーフはウラニア湖の近くの洞窟に現れるようになる。彼女とそこでと様々なアイテムと交換することが出来る。また、湖が綺麗になってからは、周辺にが現れるようになる。パシーフとヴィシャップは友達である。このサブエリアでは、世界任務が発生する。ルミドゥースハーバールミドゥースハーバーはフォンテーヌ廷の主要な国外貿易港の一つでとの境界に位置する。この貿易港は、南方からの貿易事務の大半を担っている。璃月からのお茶やからの香料が船で運ばれてくる。その貿易量があまりに多すぎるため、前任の管理者ドゥーテは港を拡張しようとした。拡張計画はルミドゥースハーバーの面積を拡げる事以外にも、周辺にホテル、レストラン、酒場などの施設を多く建設する予定だった。しかし、この計画は、詳細は不明だが「制御しようのないとある客観的要素」のせいで中止に追い込まれた。ドゥーテも責任を取る形で辞職した。現在は、カシニョールが港の管理者を務めている。彼女は、港の管理業務に関する仕事に参加したことがあるが、正式に管理職に就いたのは初めてである。この港は、取扱量が大きく、多国間貿易に関わる重要な港であるため、彼女はプレッシャーを感じている。最近、ルミドゥースハーバーにはいくつかの問題が起こっている。貿易量は今も増え続けているが、停泊するフォンテーヌの船は減少し、大型の貨物船もほとんど入港しなくなった。また、港の定例水文調査が長らく中断されており、ハイドログラフは長い間更新されていない。ルミドゥースハーバー周辺の水文環境はかなり複雑で、水中には浅瀬があったり溝があったり、挙句の果てには岩礁も続いている。貨物船がこの港を出入りするときは、港が「誘導員」を同行させて、安全ではやい入港ルートを案内する。しかし、ルミドゥースハーバーでは最近誘導員が大勢辞めてしまったため、残された者たちは過労気味となっている。また、沈没船が水に流されてきて水路を塞ぐこともあれば、もともと塞がっていた水路が水流の衝撃で流れるようになったり、水中の環境は変わることがある。したがって、確実な航行誘導のために、港が定期的にプロの調査員を雇って、ルミドゥースハーバー周辺の水域をくまなく調査する必要がある。そして、すべての水文状況を最新のハイドログラフに起こして、誘導員全員に配るのだ。ところが、港は長い間、水文調査を依頼していない。そのため誘導員は、旧版のハイドログラフと経験だけを頼りに誘導している現状である。カシニョールは全面的な水文調査業務の再開を準備しているが、それには長い時間がかかることが予測されている。のはかつてルミドゥースハーバーで働いていた。そこでアクアロードの第四の水路の建設プロジェクトに取り組んでいたが、プロジェクトはいったん中止となった。その後、カシニョールは暇そうにしているオートモンターニュに、翹英荘に出張するように命じた。「ルミドゥースハーバーを守る者!」を自称するショシベルという人物がいる。ある日、スネージナヤ人のコンチーニは、と彼が盗んだアルケウム動力コアを輸送するため、数人を雇った。科学院の特別調査員としてがナッカーを探してルミドゥースハーバーに到着した時、彼女はショシベルがアルケウム動力コアの盗難に関与していると疑っていた。アルケウム動力コアはプロトタイプであり、不安定でいつ制御不能になってもおかしくなく、最悪の場合大量のアルケウムエネルギーを周囲に放出する恐れがあった。したがって、アルケウム動力コアをナッカーから取り戻すことは当面の急務であった。ショシベルと会話して誤解が解けたあと、ショシベルはアルケウム動力コアを探すのを手伝うと申し出た。この港で働いているという青年が居る。小さいころに囲まれて溺れ死にそうになったところに救われたことがある。その経験で、彼は「大人になったら、人助けができる人間になりたい」と考えた。しばらくして、彼は頭をケガして物忘れがひどくなってしまったメリュジーヌのの病気を治したいと考えた。しかし、その治療費は莫大であるため、「十字鈴蘭学会」が残した宝を見つけて大金持ちになろうとした。その計画は失敗に終わってしまったが、彼は現在、ナディアの治療のため、ルミドゥースハーバーで堅実に働こうとしている。ある日、フォンテーヌに出現した「偽造ロシ」の密輸に関する捜査がルミドゥースハーバーで行われた。「愛心社」はペットに「偽造ロシ」を飲ませて運んだため、調査に難航して流出ルートが解明できなかった。港の警備を担当している警察隊のエロルディは、「愛心社」現社長のベノワと、科学院のピエールという研究員を捜査するように誘導した。二人は確かにこの事件に関わっていたのだが、実際のところ、この事件の黒幕はエロルディであった。ベノワとピエールですら第三の人物エロルディが関与していることを知らなかった。彼女は、自身の立場を利用して、ルミドゥースハーバーの運航記録を「愛心社」に注意が向くように、わざと関連する項目を目立たせた。また、運航記録には港に駐在する職員であるエロルディの記録は含まれていなかった。、、の協力によりエロルディの犯行は暴かれ、逮捕された。このサブエリアにはとの二人の協会認定プレイヤーと七聖召喚で対戦できる。メルメはルミドゥースハーバーの誘導員で、仕事のリズムが船の入港頻度と強く関係しているため、よく三十分ほどのスキマ時間を手に入れる。そして、その時間を利用して七聖召喚を練習し、入港する船員たちとよく対戦している。シュレイは執律庭のルミドゥースハーバーに駐在するメリュジーヌだ。彼女は港の秩序維持を任されている。しかし、穏やかな性格が災いして、効率よくトラブルを解決することができないこともある。そんな彼女だったが、港務上官からヒントを得て、七聖召喚で揉め事を解決する方法を見つけた。様々な決闘対戦を見届けてきた彼女自身も、試行錯誤の末に立派なプレイヤーへと成長した。このサブエリアでは、世界任務が発生する。
背景知識
トルクシーの不思議な冒険の童話の中には、水の中に住む恐ろしい生き物の話がある。その水妖の名は、トルクシー。見た目については色々な説があり、虹色の美しい蛇、かっこいい顔立ち、人を惑わす太っちょのペンギンだという人もいる。水妖は白骨に囲まれた水中洞窟に住んでいて、独りぼっちの子どもの気配を察知する。そして、とても美しい歌声で子どもたちを水辺に誘惑して、一口で食べしまうという恐ろしいものだ。あるとき、はジュリア・ドストレ夫人からおもちゃのオーダーメイドの注文を受けた。ジュリア夫人にはレスコーという孤独病を患う息子がいる。孤独病は一種の心理的な病で、その患者は時々深い孤独を感じて、様々なことに対して興味を失ってしまう。この病の要因は色々な説があり、遺伝や心理的問題、環境、地脈の乱れの影響、魔神の残滓によるもの、といったものである。レスコーの病状は悪化し「制御不能型幻想」という症状を発症した。これは、幻覚や幻想に陥ることを制御できず、現実と混合するようになってしまうものだ。レスコーは幼い頃から皆が怖がるトルクシーに夢中だった。水妖は寂しくて、子どもたちに歌を聞かせたいだけかもしれないと考えており、よく一人でこっそり水辺に行って、水妖と友だちになろうとした。しかし、思い描いていた美しい夢のような童話世界は、孤独病のせいで、恐ろしい幻想に変わっていく。さらに、レスコーは制御不能型幻想によって、以下のような悲しい童話の世界に陥り、自分をトルクシーだと思うようになった。かつて、サラシア海原の深さ五百尋の水中で、壮大で華麗な水妖王国があった。そこには、数え切れないほどの可愛い水妖たちがいて、七色の貝殻と珊瑚で建てられたお家に住んでいる。昼間は一生懸命海獣の面倒を見て、夜は金色の水草の間で歌う…水妖たちは、こうやって幸せに暮らしていた。虹の巡礼日、つまり新たな王様が降臨する重要な祭日が来るまでは。その日の前に、水妖たちは自分たちの家から最も貴重な貝殻を一つ選び、金枝と金葉で結びつけて、みんなに最も愛されている水妖王子に捧げようとした。巡礼日当日、王子様はそれらの貝殻で建てられた虹の架け橋の上を歩き、最後にすべての水妖たちに向けて新たな王の祝福を浴びせる。そして、この王子の名前こそが、私たちがよく知るトルクシー。その日、虹の巡礼日は予定通りやってきた。しかしそれに伴って訪れたのは、無数の魔物。魔物たちは邪悪で、残忍で、恐ろしい。歌を愛する水妖たちは、抵抗する力がなく、王国は攻め落とされ、国王は殺されて、水妖たちはとらわれた。鮮やかな虹の架け橋は、この日をもって廃れた。仮面を被る謎の人物に保護されて、王子はなんとか逃げ出したが、王子は全てを失った。そして、毎日悲しみを歌っている…その歌声は、同じく独りぼっちの子どもにしか聞こえない。ジュリア夫人は息子の病気をなんとかしたいと考える中で、レスコーが(病気で一ページ目で止まってしまっていたが)、幻想の水妖王国の世界を絵本に描こうとしていたことに思い当たった。ジュリア夫人は、この絵本を完成させようとした。そこで彼女は、フレミネにペンギン型のクロックワーク玩具「トルクシー」の制作を依頼した。ジュリア夫人は「トルクシー」と一緒に旅を始めて、その冒険の明るい結末を、想いを込めて絵本にして、レスコーに見せてあげたいと願ったのだ。新しい絵本の結末は、仲間たちの助けによって、水妖王子は王国を取り戻したというものだ。これによって、夫人は息子から孤独と悲しみを追い出して、世界は希望で溢れていると感じてほしいと願った。夫人は、その冒険の最後は、戴冠式でエンディングを迎えたいと考えた。フレミネはジュリア夫人のアイデアが望むような結果にならないことも覚悟していたが、それでもジュリア夫人とレスコーを助けたいと心から思っていた。フレミネは、彼が育ったで、前院長クルセビナの時代に孤独病の症例をいくつも見てきた。良い結末を迎えられた数は決して多くなく、最悪の場合、患者は「ぼくたちの元から去ってしまう」こともあった。フレミネはレスコーが幻想に陥ってしまった気持ちに理解を示していた。フレミネ自身も童話の世界に幻想を抱いたことがあったからだ。彼はその童話の世界に何度も助けられてきた。それはペンギン町という静かな町で、そこにはペンギンの住民たちがたくさん住んでいる。彼らは皆クロックワーク玩具の製作が得意だ。そして「ペールス」は凱旋の英雄で、町で静かに皆を護っている。「ペールス」はフレミネと寄り添いあって、お互いに温め合う存在となった。旅人とパイモンは「トルクシー」のための武器の材料を集め、オペレーティングシステムで回路のデバッグを実施した。この手伝いのおかげで、武器は無事に完成し、「トルクシー」は問題なく動作するようになった。このタイミングで、レスコーの絵本の一ページ目を綺麗に描き直した。まず初めに、武器を描き足した。王子が勇気の剣との盾を手にしたことは、現状を打破して、暗闇に向かって進むと決めた証明だ。次に、「トルクシー」のそばに、頼れる仲間たちを描いた。最後に、色彩を加えた。これから先の道はもう灰色に覆われた世界ではなく、色とりどりの希望に満ちている。そして、フレミネと旅人とパイモンは、ジュリア夫人と「トルクシー」と共に、レスコーの空想の世界を再現するために、サラシア海原の遺跡に向かった。そこで、次のような物語を絵本に追加した。幾多の困難を乗り越えて、王子と勇者たちはようやく水妖王国の入り口にたどり着いた。そこで、仲間の妖精パイモンが、皆に本当の正体——女神であることを明かした。女神は勇者たちの誠実さを大いに称賛し、褒美として、たくさんの祝福を与えた。そして、王子が目的を達成できるよう願った。女神の栄光を手に入れ、王子と勇者は邪悪な巣窟に突入し、魔物を駆逐して、閉じ込められた可愛い水妖を救い出した。王子はついに王国を奪還した。しかし、そこにあった王冠を魔物がこっそり奪い去ってしまった。悪い奴らはまだ諦めていなかった。しかし、王子はすぐに王冠を奪回し、虹が再び王国に架かるだろう。その数日後、エンディングとなる戴冠式の準備が出来たため、フレミネ、旅人、パイモンはジュリア夫人の家を訪ねた。夫人が出てくることはなく、夫人の代わりに、かかりつけ医のジャラーカンが出迎えた。ジャラーカンは、レスコーは確かに孤独病を患ったことがあるが、もういないと告げた。事の経緯は、フレミネがジュリア夫人と出会う約一か月前に遡る。レスコーは身体中に重たい貝殻を巻き付けて、水の中に入っていき、そして二度と戻らなかった。レスコーが亡くなった日、夫人はちょうど画展の準備をしていた。それはレスコーのために用意していたのだが、準備のせいで、夫人は息子の最後の姿を見ることができなかった。それが心のわだかまりとなったのか、ジュリア夫人は同じく孤独病にかかり、制御不能型幻想に陥って、子どもがまだ生きていると信じ始めた。もはや夫人は息子の名前を覚えておらず、名前はトルクシーで、水妖王国の王子であると信じるようになってしまった。夫人は、ここ最近は気分が良いようで、気晴らしをして帰ってきたときはいつも鼻歌を歌っていた。しかし、王冠の準備ができた前日の夜、息子の遺品を一晩中眺め、遺言が刻まれた貝殻を見つけてから、再び打ちのめされてしまった。フレミネはこの話を聞いて、絵本を完成させて、レスコーがあの世界でハッピーエンドを迎えたことを見せてあげると決意した。絵本『トルクシーの不思議な冒険』はレスコーを助けるためのものではなく、ジュリア夫人を助けるものだと改めて認識した。絵本の最後の章は以下のような物語となった。「トルクシー」と勇者の仲間たちは力を合わせて、魔物たちをかっこよく撃退し、見事な勝利を手に入れたあと、王冠を奪い返した。故郷に帰った水妖たちは、歓声を上げながら王子を迎え入れた。みんなは再び貴重な貝殻を取り出して、かつての虹の架け橋を作り上げた。王子はこの光景を見て「おお、なんて素晴らしいんだ」と心の中で呟いた。王子は感動しながら虹の架け橋の上を歩き、一緒にここまで来てくれた仲間たちを見つめる…旅人や女神パイモン、フレミネ、そして…最後のもう一人が橋の向こう側に現れる。彼女は微笑みながら歩いてきて、その仮面を外した。王子は思わず涙を流した。なぜなら、一緒に付き添ってくれたこの謎の人物は、自分のお母さんだと分かったからだ。ジュリア夫人は歩み寄り、王冠を王子の頭に被せた。そして微笑みながら、こう語りかけた。「我が子よ、我が国王よ。もう永遠に孤独を感じる必要はないのよ」と。物語が終わると、ジュリア夫人は、「トルクシー」の中に息子の姿を見た。ジュリア・ドストレ:かわいい子…どうかお母さんに謝らせて。お母さんはもっと一緒にいてあげるべきだったわ。聞こえる?もう孤独を感じる必要はないのよ…「トルクシー」:-.-..-...- -....--- -...-. -. -... -. -... ---(お母さん、愛してるよ!)ジュリア・ドストレ:お母さん…お母さんもあなたを愛しているわ…レスコー・ドストレ:僕のほうがもっと愛してるよ、お母さん!お母さん、僕はすこし眠いよ。もう寝る時間だから、また子守唄を歌ってくれる?ジュリア・ドストレ:いい子ね…もちろんよ。聞きたければ、ずっとずっと歌ってあげるわ。レスコー・ドストレ:ありがとう、お母さん。僕、お母さんの子守唄が一番好きなんだ。これで夢の中に、水妖王国に安心して戻れるよ。ジュリア・ドストレ:この子ったら。忘れないで、お母さんはずっとあなたを愛しているわ。そうね…ここから水妖王国までの距離くらい。レスコー・ドストレ:忘れないよ。お母さんも覚えていて、僕がお母さんのこと大好きだってこと。ここから、水妖王国に行って帰ってくるくらい!息子に別れを告げた後、ジュリア夫人の容体は良くなり始めた。夫人は、街に帰って画展の続きをするつもりだという。今回は、医者と協力して、孤独病に関する絵本を展示するそうだ。夫人は自分の経験をもとにもっと多くの人を助けたいと考え、トルクシーの不思議な冒険と、幻想を導く療法も展示に含めるつもりだ。夫人は、トルクシーに王冠を被せたとき、素敵なこと——つまり、レスコーが本当に帰ってきて、愛しているよと言ってくれたのが見えた、と語った。そして、その瞬間に子どもとお別れができて、自分も癒やされたかのように、身体中に勇気がみなぎるようになったとのことだ。そして、フレミネは「ぼくは、窮地に陥った人に、美しいものや奇跡を目にして欲しいんだ。」と語って、物語はハッピーエンドを迎えた。関連項目:その他関連情報:「トルクシー」の開発日誌(1):…「トルクシー」に言語出力モジュールの増設を試みた。言語は、壁炉の家の旧式暗号化信号コードを選択する。…メリットは二つ。一、壁炉の家の倉庫には使われていない旧式のマザーボードがたくさん放置されている。二、潜水用ヘルメットの翻訳モジュールがそれに対応しているため、信号コードの意味をすぐに識別できてテストが行える。…暗号化が必要なオフセットについては、便宜上、「一」とする…「トルクシー」の開発日誌(2):…そんな。「トルクシー」用の翻訳モジュールを、潜水用ヘルメットと同じモデルで一つ申請する予定だったけど、在庫がないだなんて……ヘルメットの中にある翻訳モジュールを真似して、自作する必要がありそうだ。時間が足りるか分からないけど、試してみないと…「トルクシー」の開発日誌(3):…翻訳モジュールの製作期間が想定を超えている。このままでは「トルクシー」本体の製作にまで影響が及んでしまう。開発を一旦中止するしか……潜水用ヘルメットを通せば、「トルクシー」が出力した信号コードを解読できるけど、おそらく他の人は理解出来ない、少し残念だ……「トルクシー」ごめんなさい、喋らせてあげることが出来なかった…文字が刻まれた貝殻(1):「水深五百尋で横たわるトルクシー、その身体はすでに珊瑚と化した。」文字が刻まれた貝殻(2):「彼の目は真珠の如く、彼の骨は永久に不滅。」文字が刻まれた貝殻(3):「耳を傾けよう!海の女神が杵を振り上げ、王子の弔いの鐘がコン、コン、コンと鳴る。」トルクシーの話す言葉:-.. -....-- -...?- -... --...-..-!-. -... -. -... ----...--. -. --.- -....... ---.---..-.-.-..-...- -....--- -...-. -. -... -. -... ---調度品「水妖王子」の説明欄:「-..-....- --」「.....-..--..-. …」「-..---... -... -.. --..-.」エリニュスのはぐれ精霊エリニュス島を守っているの名は、パイモンが名付けたものだ。彼女の見た目はに見えるが、フォンテーヌ廷やメリュシー村のことを知らず、エリニュス島が故郷である。ある時、彼女が「塗り絵ヒト」と呼ぶ相手(おそらくと推測される)から言葉などの知識を教えてもらった。それ以来「塗り絵ヒト」に協力して、エリニュス島を守っている。エリニュス島は「塗り絵ヒト」の情報システムであり、水脈を通じて悪いものを感知できる。湖の近くのウィーピングウィロー(しだれ柳)の根が水脈の中心となっており、柳が情報を集め、霧が処理し、泉が発信する仕組みとなっている。しかし、謎の紫の穢れによって柳の根が侵され始め、パシーフは旅人とパイモンに助けを求めた。この根が破壊されれば、情報システムが機能しなくなり、「塗り絵ヒト」の感知能力も影響を受けてしまう。柳を救うためには、三つのを集める必要がある。それぞれ、南の霧の幽林道、東の柳エリア、北の泉エリアの三か所に散らばっていた。南の霧の幽林道の鍵はのギミックを解き、幽林道の光る木に三つの泡を戻した後、祭壇を調べると獲得できる。東の柳エリアの鍵は、水中の祭壇を調べると獲得できる。北の泉エリアでは、祭壇の近くでと遭遇する。ヴィシャップは寝起きで暴れていたが、パシーフはそのヴィシャップの頭を撫でただけで大人しく俯いた。そしてヴィシャップは鍵を吐き出し、その場を離れた。パシーフは、ヴィシャップは鍵を守る友達だが、紫の穢れがヴィシャップを傷つけたと説明した。三つの鍵を全て集めると、旅人とパイモンとパシーフは、ポート・マルコットとエピクレシス歌劇場の道中にある噴水に訪れた。この噴水の周りにある三体の彫像に鍵を入れると、噴水の中央にある扉が開き、柳の根と繋がる通路となった。根に辿り着くと「樹の根を喰らう忌々しき腫瘤」によって穢れていたため、旅人たちは取り払おうとした。旅人が穢れの量に苦戦していたところ、パシーフが旅人の腹を抑え、その掌からぬくもりが伝わった。パシーフのこの行為によって旅人の「ある能力」が強化された。この強化の恩恵を受けながら、引き続き穢れを払っていると、地面にが出現し、多くの獣域ハウンドが現れた。突如パシーフは姿を消し、代わりにヴィシャップが現れて助太刀に入った。ヴィシャップと協力して獣域ハウンド達を倒し、穢れが取り除かれると、柳は本来の美しい姿を取り戻した。エリニュス島を救った後、パシーフは感謝のしるしとして、宝箱を旅人とパイモンに渡した。パイモンは、時間があったらパシーフと一緒に遊んで言葉を教えてあげると伝えようとしたが、既にパシーフはその場から立ち去っていた。それを見てパイモンは「お別れのやり方」も教えてあげると宣言した。その後、パシーフはウラニア湖の近くの洞窟に現れるようになる。彼女とそこでと様々なアイテムと交換することが出来る。
メディア
インフォメーション【スチームバード新聞特集】Ver.4.2新エリア展示ページリリース!2023/11/05
出典: HoYoWiki (HoYoverse)