NTEガチャシステム完全解説:すごろく式ボード・天井・50/50なしの理由
キャラガチャは「すごろく」であって一発抽選ではない
一般的な一発抽選のようにボタン一つで即座に結果が出るガチャに慣れていると、ネバーネス・トゥ・エバーネス(NTE)のキャラガチャには少し戸惑うかもしれない。このシステムはScarborough Fairという名前で、抽選というよりボードゲームに近い。サイコロを振り、駒が73マスのボードをすごろくのように1〜6マス進み、止まったマスの報酬をそのまま受け取る。
- ここでの「1連」とは、サイコロを振って駒を進め、止まったマスの報酬を受け取る一連の流れそのもの——キャラが直接ランダムに出てくる単発抽選ではない。
- サイコロはボードの種類ごとに2種類ある。スタンダードボード用の虚質サイコロ(Fabricated Dice)と、限定ボード用の本質サイコロ(Solid Dice)だ。
- サイコロは円石(Annulith)と交換して入手する。現時点で確認できるデータでは(1ソースのみ、要検証)サイコロ1個が円石160個、10連が円石1600個相当。課金通貨の異晶(Riftcrystal)で直接購入することもできる。
- このページはボードのルールを解説するもの。自分の現在の連数からピンポイントの確率を知りたいなら、自分で計算せずに天井計算機を使おう。
まず「すごろく」という前提を理解しておくことが大切だ。これから説明する天井の数字も、サイコロを節約するコツも、すべて73マスを駒がどう進むかという仕組みの上に成り立っている。
ボード9種のマス——止まる確率と報酬
73マスのボードといっても、すべてのマスが同じではない。マスは全部で9種類あり、それぞれ止まる確率と報酬が異なる。以下は止まる確率の一覧だ(Sが出る確率そのものではない点に注意)。
- 見習い宝箱(Apprentice Chest) — 止まる確率: 45.93% · 主な報酬: 通常のB-Arc報酬、S出現率0.2%
- ヒーローの宝箱(Hero Chest) — 止まる確率: 20.07% · 主な報酬: S出現率3%、加えてワープの欠片+2
- 同行の誓い(Journey Together) — 止まる確率: 10.86% · 主な報酬: 指名キャラが確定:1.19%が指名S、9.67%が指名A
- 逸失のかけら箱(Lost Piece Box) — 止まる確率: 15.47% · 主な報酬: B-Arc重複素材
- 弧光の謎の箱(Arc-light Mystery Box) — 止まる確率: 3.31% · 主な報酬: Aランクのアークをランダムで1本
- スリープゾーン(Slumberland) — 止まる確率: 3.15% · 主な報酬: ガーディアンを追いかけるイベント、捕まえるとワープの欠片+30
- ワープの欠片箱(Warp Piece Box) — 止まる確率: 2.37% · 主な報酬: キャラ重複素材
- もう一回!(Roll Again) — 止まる確率: 1.57% · 主な報酬: 無料でもう一度サイコロを振れる
- 幾重の驚き(Multiple Surprises) — 止まる確率: 0.38% · 主な報酬: ボード最レアのマス、複数の報酬がまとめて手に入る
特に注目すべきは2マス。ヒーローの宝箱は「ランダム開封系」マスの中でS出現率が最も高く、同行の誓いはそもそもランダム抽選をせず指名キャラをそのまま渡してくれる。この手の高級マスは「Secret Fair」と呼ばれる区画に固まっており、駒が奥まで進むほど当たりマスの密度が上がっていく傾向がある。
レア度別確率とソフト天井・ハード天井
マスに止まる確率と、そのマスの中身がどのレア度かは別の話だ。以下は天井を織り込んだ実際のレア度別確率になる。
- Sランク — ベース(Baseline): 0.99%/連 · ソフト天井後(Modified): 19.59%/連 · 天井込み平均: 1.87%/連
- Aランク — ベース(Baseline): — · ソフト天井後(Modified): — · 天井込み平均: 22.98%/連(キャラ11.67%+アーク11.31%)
- B-Arc — ベース(Baseline): — · ソフト天井後(Modified): — · 天井込み平均: 65.33%/連
- ソフト天井は70連目から。70連の間Sが出ないとボードが「Modified」状態に切り替わり、確率が0.99%から19.59%に跳ね上がる。
- ハード天井は90連目。90連までにSが出なければ、その回で確定する。
- Sを引くとカウンターはBaselineにリセットされ、天井周期は最初からやり直しになる。
- Aランクにはポイント特典(Points Gift)もあり、10連ごとに付与される(キャラ20%/アーク80%)。長くSが出ない時期でも、着実にAランクの戦力が手に入る仕組みだ。
覚えておきたいのは、NTEの天井は「ボードの状態そのものが70連目でアップグレードする」タイプであって、一部の他ゲームのように毎連ごとに少しずつ確率が積み上がっていくタイプではないという点。1.87%はあくまで周期全体の平均値であり、今70〜90連の間にいる人は、この数字よりも実際の確率がずっと高い状態にある。
限定ボード:50/50なし、乗り換えても損なし
NTEのガチャが他の多くのキャラガチャよりだいぶ気楽に感じられる最大の理由がここにある——NTEの限定ボードには50/50が一切存在しない。限定ボードでSを引けば、それは必ずピックアップキャラ本人だ。他の多くのガチャゲームのような「コイントスに負けてもう一度天井を回す」という展開自体が起こらない。
- 天井カウンター、ポイント特典、ボードのModified状態はすべて全ての限定ボード間で共有される。バナーごとにリセットされることはない。
- つまり、ある限定ボードが終了した時点で55連目でSが出ていなくても、次の限定ボードはその55連目から続きが始まる。何も失われない。
- 唯一の例外はコスメティック節目(50/120/200連)。これは限定ボードをまたいで引き継がれず、そのボードが再登場(リラン)するたびにそのボード限定でカウントが最初からやり直しになる。
- これまでに登場した限定キャラボードはNanali、Xun(Hotori)、AnHunQu(Lacrimosa)、Kaesi、Zhenhong(Shinku)、Yiluoyiの計6体。今この瞬間どれが開催中かはバナーページでリアルタイムに確認してほしい。
50/50が存在しない分、NTEの資源計画は他の多くのガチャゲームより読みやすい。90連目のハード天井さえ見込んでおけば目当てのキャラは確定するので、「コイントスに負けた場合の予備分」を別に積んでおく必要がない。
スタンダードボード:序盤で使い倒すべき特典
入れ替わり続ける限定ボードと並行して、NTEには固定のスタンダードボードが常にある。虚質サイコロを使い、序盤ほどお得な特典がいくつか用意されている。
- スタンダードの天井は永続で引き継がれる。シーズンやイベントでリセットされることはない。
- 最初の50連には割引があり、10連が本来の10個ではなく虚質サイコロ8個で済む(実質20%オフ)。
- 50連を超えると初心者ボーナス(Beginner Bonus)が解放され、開始時S-Classの中から任意の1体を選べる。この特典に期限はない。
- 序盤の編成を作り直すためにアカウントをリセマラすべきか迷っているなら、リセマラガイドで7ステップの手順と狙うべきキャラを詳しく解説している。
スタンダードボードには限定キャラが一切登場しないので、貴重な円石をここで使うのはもったいない。虚質サイコロだけで十分事足りるので、円石と本質サイコロは本当に欲しい限定ボードのために取っておこう。
武器ガチャ(Arc)は完全に別システム
NTEの武器はアーク(Arc)と呼ばれ、サイコロとは別にアーク研究(Arc Research)という独立したガチャシステムを持つ。使う通貨もトリプルキー(Tri-Key)で、1つの限定発行(Limited Issue)を開くのにトリプルキー10個が必要だ。「思ったより通貨が足りない」という悩みの多くは、実はサイコロとトリプルキーの財布を混同していることが原因なので、この2つは切り離して考えよう。
- S-Arc — ベース: 3.00% · 天井込み平均: 4.19%(限定分1.68%、UPはベースSのうち25%を占める)
- A-Arc — ベース: 7% · 天井込み平均: 13.47%
- B-Arc — ベース: 90% · 天井込み平均: 82.34%
- 6連(60連):S-Arcが何かしら1本確定する。
- 8連(80連):狙っているピックアップのS-Arcそのものが確定する——これがアーク系統の本当のハード天井だ。
- 天井は永続で蓄積し、すべての限定発行をまたいで引き継がれる。限定キャラボードと同じ共有方式だ。
- 1ソースの試算では(要検証)、80連目までピックアップのArc-Sを確実に取るにはおよそ円石12,800個が必要になる。
特定のシグネチャー武器がどうしても欲しいなら、実はアーク系統のほうがキャラ系統より計画を立てやすい。50/50の壁もボード運の要素もなく、トリプルキーを80連分用意すればそれで確定するからだ。
重複通貨:被ったら何に変わるのか
すでに持っているキャラやアークが被っても完全な無駄にはならない。重複分はレア度ごとに専用の交換素材へ変換される。
- Sランク重複(2〜7体目) — 素材: ワープの欠片 · 重複1回あたり: 40個
- Sランク重複(8体目以降) — 素材: ワープの欠片 · 重複1回あたり: 80個
- Aランクキャラ重複 — 素材: ワープの欠片 · 重複1回あたり: 時期により6個または12個
- A-Arc重複 — 素材: ワープの欠片 · 重複1回あたり: 1回あたり4個
- B-Arc重複(逸失の欠片) — 素材: 逸失の欠片 · 重複1回あたり: 1回あたり20個
この数値は現状1ソースのみに基づくため、未検証の目安として扱ってほしい。ワープの欠片と逸失の欠片は、それぞれ専用の交換ショップで強化素材に交換できる。放置せずに定期的にショップをチェックする価値がある。
サイコロと円石を賢く使うコツ
ここまでの内容を踏まえた、NTEで連数計画を立てる際の実践的なポイントをまとめる。
- 円石は本当に欲しい限定ボードのために温存する——50/50がない分、限定ボードに注いだ円石はほかのガチャゲームより「確実な賭け」に近い。狙いを定めたボードには思い切って使っていい。
- 円石に手をつける前にスタンダードの最初の50連特典を使い切る——虚質サイコロ20%オフは二度と来ない特典だ。
- 限定ボードの途中乗り換えを怖がらなくていい——キャラの天井は完全共有なので進捗は消えない。専用なのはコスメティック節目だけだ。
- 2つの財布を混同しない:サイコロ・円石・異晶はキャラガチャ用、トリプルキーはアークガチャ用。これを混同することが「そんなに引いていないのに通貨が足りない」と感じる一番よくある原因だ。
円石やトリプルキーをまとまった量使う前に、天井計算機に今の連数を入力してハード天井までの距離を正確に把握し、バナーページで今実際にどの限定ボードが開催中か確認してから抽選しよう。
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よくある質問
NTEのガチャに50/50はある?
限定ボードには存在しない。限定ボードで出たSは必ずピックアップキャラ本人だ。50/50の仕組みは他の多くのガチャゲームにはあるが、NTEには適用されない。
NTEのキャラのソフト天井・ハード天井は何連?
ソフト天井は70連目から始まり(ボードがModified状態に切り替わり確率が19.59%/連まで上昇)、ハード天井は90連目で確定する。
73マスのガチャボードは実際どういう仕組み?
1連ごとにサイコロを振り、73マスのボードを1〜6マス進んで、止まったマスの報酬を受け取る。マスは9種類あり、よく止まる見習い宝箱から最レアの幾重の驚きまで幅がある。
武器ガチャ(Arc)にも専用の天井はある?
ある。キャラガチャとは完全に別枠で、60連(6連)で何らかのS-Arcが、80連(8連)でピックアップのS-Arcそのものが確定する。この80連がアーク系統の本当のハード天井だ。